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 平和不動産と山種不動産、ちばぎん証券の3社は2021年8月24日、東京都中央区日本橋兜(かぶと)町で共同開発事業として建設を進めてきた複合施設「KABUTO ONE(カブトワン)」の竣工式を実施し、建物の一部(仮使用部分)を開業した。金融街である兜町の新たなランドマークとして、「国際金融都市・東京」の実現に貢献する。

日本橋兜町で竣工した大型複合施設「KABUTO ONE」の外観(写真:平和不動産、山種不動産、ちばぎん証券)
日本橋兜町で竣工した大型複合施設「KABUTO ONE」の外観(写真:平和不動産、山種不動産、ちばぎん証券)
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 KABUTO ONEは地下2階・地上15階建てで、延べ面積は約3万9000m2。オフィスや店舗、ホールなどで構成する大型複合施設である。投資額は約160億円。

 建物の構造は、地上が鉄骨造、地下が鉄骨鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)。設計は三菱地所設計(意匠・設備)と大林組(構造)、施工は大林組が担当した。

 東京メトロ東西線と日比谷線の茅場町駅に直結する立地で、22年12月には同駅との接続通路が開通する予定になっている。23年8月には外構を含めた全工事が完了する計画だ。

東京メトロ茅場町駅に直結する立地(資料:平和不動産、山種不動産、ちばぎん証券)
東京メトロ茅場町駅に直結する立地(資料:平和不動産、山種不動産、ちばぎん証券)
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 永代通りと平成通りの交差点に面するアトリウム(エントランス)は、高さが約14mある。3層吹き抜けのガラス張り空間には、世界最大規模のキューブ型LEDディスプレー「The HEART」が天井からつり下げられている。ここに金融マーケットの情報などを表示し、時々刻々と変わる市場の動きを可視化する。イベントなども実施して、地域のにぎわい創出や交流の拠点として機能させる。

アトリウムに設置されたキューブ状の大型LEDディスプレー「The HEART」(写真:noiz)
アトリウムに設置されたキューブ状の大型LEDディスプレー「The HEART」(写真:noiz)
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アトリウム内のThe HEARTを外から見た様子(写真:noiz)
アトリウム内のThe HEARTを外から見た様子(写真:noiz)
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 The HEARTは心臓をモチーフとした直方体の大型LEDディスプレーで、幅が6m、高さが5.5m、奥行きが3mある。水平に4分割されて回転する構造になっており、どこからでも目を引く。兜町の「心臓部」にできた新しいシンボルになることを狙った。ハードウエアのデザインはnoiz(東京・目黒)、コンテンツデザインはパノラマティクスが担当した。

竣工式でのアトリウム内の様子(写真:noiz)
竣工式でのアトリウム内の様子(写真:noiz)
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