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 東京地下鉄(東京メトロ)は2022年1月28日、有楽町線を豊洲から住吉(いずれも東京都江東区)へ、南北線を白金高輪から品川(いずれも東京都港区)へそれぞれ延伸する事業の許可を国土交通省に申請した。延伸に要する総建設費を計4000億円と見込む。どちらも30年代半ばの開業を目指す。

東京メトロ有楽町線の豊洲駅(写真右)と2020年にオープンしたオフィスやホテルが入居する豊洲ベイサイドクロスタワー。同駅は再開発が盛んな東京臨海部の主要駅の1つだ(写真:日経クロステック)
東京メトロ有楽町線の豊洲駅(写真右)と2020年にオープンしたオフィスやホテルが入居する豊洲ベイサイドクロスタワー。同駅は再開発が盛んな東京臨海部の主要駅の1つだ(写真:日経クロステック)
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 豊洲─住吉間は延長4.8kmで、現時点の総建設費は2690億円だ。新交通システム「ゆりかもめ」に接続する豊洲から、東京メトロ東西線に連絡する東陽町を経て、同半蔵門線と都営地下鉄新宿線が分岐する住吉に至る。

■都内地下鉄ネットワークが南東と南西で延伸
■都内地下鉄ネットワークが南東と南西で延伸
「新駅」と「既存駅」は共に東京メトロの駅としての分類。同社の資料を基に日経クロステックが作成
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 白金高輪─品川間は延長2.5kmで、現時点の総建設費は1310億円。都営三田線との乗換駅の白金高輪と、東海道新幹線などが発着する都内有数の主要駅である品川を結ぶ。品川にはリニア中央新幹線の駅を建設する計画もある。