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 京王電鉄とJR東日本が事業主体となる、東京・新宿駅西南口地区の開発計画について、国家戦略特別区域会議の下に設置された東京都都市再生分科会が開催され、都市計画手続きがスタートした。そこで両社は2022年4月13日、計画概要を発表した。

2040年代に生まれ変わる新宿駅西南口地区のイメージ(資料:京王電鉄、JR東日本)
2040年代に生まれ変わる新宿駅西南口地区のイメージ(資料:京王電鉄、JR東日本)
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 22年4月7日に出された都市再生特別地区(新宿駅西南口地区)都市計画の素案によれば、計画地は新宿区西新宿1丁目と渋谷区代々木2丁目にまたがる。18年3月に新宿区が公表した「新宿の拠点再整備方針」で示された「駅・駅前広場・駅ビルを一体的に再編し、駅とまち、まちとまちをつなげ、新宿全体を活性化させる次世代のターミナル『新宿グランドターミナル』」に位置する。

赤枠が「新宿駅西南口地区」の位置(資料:京王電鉄、JR東日本)
赤枠が「新宿駅西南口地区」の位置(資料:京王電鉄、JR東日本)
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 西南口地区は新宿駅南口の前を通る甲州街道を挟んで、北街区と南街区に分かれる。北街区は現在、京王百貨店が立つエリアで、南街区はJR東日本グループのルミネなどがあるエリアだ。両街区の敷地面積は約1万6300m2、延べ面積は29万1500m2と巨大である。

計画地は甲州街道を挟んで、北街区と南街区に分かれる(資料:京王電鉄、JR東日本)
計画地は甲州街道を挟んで、北街区と南街区に分かれる(資料:京王電鉄、JR東日本)
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 北街区には地下3階・地上19階建て、高さが約110mのビルを建てる。延べ面積は約14万1500m2。店舗やホテルが入居する。完成は2040年代と、20年近く先だ。

 一方、南街区は先行して再開発が進む。28年度に、地下6階・地上37階建て、高さが約225mある超高層ビルが完成する予定である。延べ面積は15万m2で、同じく店舗やホテルができる他、オフィスフロアも設ける。

北街区と南街区の完成イメージ(資料:京王電鉄、JR東日本)
北街区と南街区の完成イメージ(資料:京王電鉄、JR東日本)
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店舗の他に、ホテルやオフィスが入る計画(資料:京王電鉄、JR東日本)
店舗の他に、ホテルやオフィスが入る計画(資料:京王電鉄、JR東日本)
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北街区と南街区の概要(資料:京王電鉄、JR東日本)
北街区と南街区の概要(資料:京王電鉄、JR東日本)
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