東京ドーム(東京・文京)は2022年12月12日、吉本興業ホールディングス(大阪市)のグループ企業であるLIVE FORWARD(東京・新宿)と提携し、東京都文京区後楽1丁目にある複合施設「東京ドームシティ」内に新しい劇場を建設することを決定し、同日に着工したと発表した。23年11月10日に竣工、同年12月下旬の開業をそれぞれ予定している。
計画地は東京ドームシティの一番南側に位置し、水道橋駅がすぐだ。東京ドームホテルと隣接する。劇場は約700の客席数を有し、LIVE FORWARDが運営する。
劇場のデザイン監修は、建築家の星野裕明氏が代表取締役を務めるホシノアーキテクツ(東京・港)が手掛ける。内外装には、スポットライトに包まれる舞台をイメージしたカラフルな光のようなデザインを取り入れる予定だ。
東京ドームは現在、三井不動産グループの傘下にある。ホシノアーキテクツは三井不動産関連の建物デザインを数多く手掛けている。設計・施工は竹中工務店が手掛ける。