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 JR東京駅の近傍、京橋と銀座の結節点といえる場所で高さ約180mの超高層ビルを建設する大規模プロジェクトが始動する。東京建物は2023年1月13日、「京橋三丁目東地区市街地再開発事業(仮称)」の都市計画決定を発表した。同社と京橋三丁目東地区再開発準備組合が都市再生特別地区の都市計画提案をしたのが22年5月。その後、東京圏の国家戦略特別区域の特定事業として内閣総理大臣による認定がなされ、東京都および中央区から都市計画決定の告示を受けた。

東京・京橋に高さ約180mの超高層ビルが誕生する。建物は2025年度に着工し、29年度に竣工を予定している。資料は完成イメージ(出所:東京建物)
東京・京橋に高さ約180mの超高層ビルが誕生する。建物は2025年度に着工し、29年度に竣工を予定している。資料は完成イメージ(出所:東京建物)
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 計画地は京橋・銀座エリアの目抜き通りである中央通り沿い。東京メトロ銀座線「京橋駅」の目と鼻の先に位置する。警察博物館などが立っているエリアだ。敷地面積は約6820m2。建物は地下4階、地上35階建てで、延べ面積は約16万4000m2だ。オフィスやホテル、店舗などが入る。25年度に着工し、29年度の竣工を予定している。

 基本設計は日本設計が担当する。実施設計と施工は未定だ。総事業費は「現時点で未定」(東京建物コーポレートコミュニケーション部)としている。

 今回の発表に際し、東京建物は次の整備方針を掲げている。(1)回遊性の強化に貢献する都市基盤を整備すること、(2)にぎわい創出につながる都市機能を導入すること、(3)防災対応力の強化と環境負荷の低減を実現すること──の3つだ。計画の詳細を見ていこう。