
東京大改造
目次
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川崎から羽田へ歩いて渡る! 多摩川スカイブリッジ開通
東京都大田区の羽田空港と川崎市の臨海部をつなぐ「多摩川スカイブリッジ」が2022年3月12日に開通した。多摩川を挟んだ両エリアに一体的な国際的ビジネス拠点が形成されることで、日本の国際競争力の強化につながると期待されている。開通直前の内覧会および開通式と、これまでの工事過程を振り返る。
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新宿駅西南口地区の都市計画素案が発表、京王とJR東が2040年代まで再開発
京王電鉄とJR東日本は2022年4月13日、「新宿駅西南口地区」の開発計画概要を発表した。北街区には2040年代に高さ110mのビルを建て、南街区には28年度に高さ225mの超高層ビルが完成する。駅前立地に店舗やホテル、オフィスが入居する。
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水と緑を生かす築地市場跡地の再開発、1万人以上の大規模集客施設などが条件
東京都都市整備局は2022年3月30日、「築地地区まちづくり事業」の実施方針を発表した。都は民間事業者からの提案を受けて築地市場跡地の再開発に取り組む。事業実施条件には、交通インフラの拠点や大規模集客施設の整備などを盛り込んだ。
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再開業待つ都の水泳場、ショッピングモールや万博レガシーの経験も生かす
「東京アクアティクスセンター」設計担当、河合陽一郎・山下設計関西支社副支社長に聞く
東京都は2021年の五輪・パラリンピックに用いた新規恒久施設における事業展開を22年夏ごろまでに順次進める。「東京アクアティクスセンター」のみ、再開業は23年4月ごろに持ち越される。都民利用の水泳場としてお披露目を待つ同施設の設計は、どのような経験を基にしたものだったのか。
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東京・豊洲の「千客万来施設」が着工、平面図や配置図などの詳細明らかに
東京・豊洲市場に隣接する「千客万来施設」の工事がようやく着工し、2023年9月竣工の見通しになった。江戸の街並みを模した低層の飲食街と、高層に入るホテルや温浴施設で構成する。事業者の万葉倶楽部は「ミナカ小田原」の成功体験を豊洲に生かす。
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東京建物が渋谷駅東口でエリア最大級の再開発、上空広場や大規模バスターミナルも
「渋谷2丁目西地区再開発」都市計画決定
東京都渋谷区の渋谷駅周辺エリアで最大級の規模となる、区域面積約2.9万m2の再開発が始動する。東京建物は2022年3月24日、現在進行中の渋谷2丁目西地区再開発(渋谷二丁目プロジェクト)の都市計画決定を発表した。29年度の完成を目指す。
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首都高羽田トンネルを大改造、隣接する可動橋を使い車線増設へ
首都高速道路会社は、老朽化が著しい羽田トンネルを大規模更新する方針を固めた。2021年12月から3回にわたって有識者委員会で検討し、修繕では対応できないとの結論に達した。更新に当たって上下線を交互に通行止めにする必要が生じるため、隣接する可動橋を活用した新たな上り線の建設を検討する。
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2037年度完成の「内幸町1丁目街区」、三井不やNTT、帝国ホテルなど10社が勢ぞろい
次世代スマートシティープロジェクト「内幸町1丁目街区」の詳細が明らかになった。事業者10社は2022年3月24日、2037年度以降に完成予定の街区の「TOKYO CROSS PARK 構想」を発表した。日比谷公園とつながる3地区で構成し、都心最大級の延べ面積となる約110万m2の開発を共同で推進す…
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新生・東京ドームがお披露目、過去最大規模の改修工事が完了
プロ野球・読売ジャイアンツの本拠地・東京ドームのリニューアル工事が完了し、2022年3月1日に内部が報道陣に公開された。22年3月2日の埼玉西武ラインズとのオープン戦から本格稼働した。
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駅前3区の先陣「東京ミッドタウン八重洲」23年3月開業、地下に巨大バスターミナル
三井不動産は2022年3月15日、JR東京駅前で開発している大型複合施設「東京ミッドタウン八重洲」が2023年3月にグランドオープンすると発表した。日本初進出のブルガリ ホテルが入居する。地下には「バスターミナル東京八重洲」ができ、一部店舗と共に22年9月17日に先行オープンする。
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桜の名所で進む「開かずの踏切」解消工事、西武新宿線の連続立体交差事業
JR中野駅から北へ延びる中野通りは、桜の名所の1つ。西武新宿線と交差する箇所は、桜のアーチの向こうに電車が横切る人気の撮影スポットだが、その光景は5年後に見ることができなくなる。着々と進む連続立体交差事業の様子を写真でお伝えする。
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日本橋の首都高地下化、2者に実施設計求める段階選抜で発注へ
東京の日本橋上空に架かる首都高速道路を地下化する事業で、シールドトンネルなど主要3工事の発注手続きが2022年4月から始まる。各工事とも、入札参加者の技術提案を基に2者に絞り込み、それぞれ実施(詳細)設計を発注。7~12カ月の実施設計期間を経て、総合評価落札方式で施工者を決定する。
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260m超高層の新宿駅西口再開発で小田急と東急不がタッグ、両社で2000億円投資
小田急電鉄と東京メトロが事業主体となる都内の「新宿駅西口地区開発計画」に、東急不動産が参画する見通しになった。2022年2月9日、小田急電鉄と東急不動産が基本合意した。総事業費のうち、小田急電鉄と東急不動産の投資予定額は2000億円程度になる見込みだ。
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東京都心に地上9階建ての“積層型”小学校、教室の上に体育館やプール、校庭も
東京都港区芝浦1丁目で、地下1階・地上9階建ての「港区立芝浜小学校」が2022年4月に開校する。教室の他、体育館やプール、校庭などを建物に詰め込んだ。
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東京メトロの有楽町線・南北線延伸へ、建設費4000億円
東京地下鉄(東京メトロ)は2022年1月28日、有楽町線を豊洲から住吉(いずれも東京都江東区)へ、南北線を白金高輪から品川(いずれも東京都港区)へそれぞれ延伸する事業の許可を国土交通省に申請した。延伸に要する総建設費を計4000億円と見込む。
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公民連携の時代、重文「代々木競技場」を目指せる新たな建築整備手法を待望
「有明アリーナ」「国立代々木競技場改修」担当、安東直・久米設計専務執行役員などに聞く(後編)
スタジアムやアリーナを、収益性のある多目的施設として運用する。全国の同種施設が直面する課題だ。久米設計は「有明アリーナ」の設計の他、「国立代々木競技場」の改修設計など近年話題のアリーナに関わっている。また、PFIをはじめ公民連携のプロジェクトにもいち早く取り組んできた。それら経験の中で感じてきたジ…
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木の構造部材「NLT」を前田建設工業が採用、22年竣工予定の東京芸大国際交流拠点
カナダウッドジャパンは2021年11月30日、ツーバイフォー工法で用いられる枠組み壁工法構造用製材で製作する構造部材「NLT(Nail-Laminated Timber)」が、2022年11月開業予定の「東京芸術大学国際交流拠点(仮称)整備事業」で採用されたと発表した。前田建設工業が実施設計の一部…
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「ドーム建築と違う日本独自の形に」、開業待つ有明アリーナに設計者がこめた思い
「有明アリーナ」「国立代々木競技場改修」担当、安東直・久米設計専務執行役員などに聞く(前編)
東京五輪・パラリンピックの閉幕から3か月。会場となった新規恒久施設は、2022年から23年に始まる「後利用」のための工事に入っている。14~15年の基本設計当時あまり語られなかった設計者の取り組みは、どのような経験を基にしたものだったのか。「有明アリーナ」の基本設計などに携わった久米設計の面々に聞…
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荒川堤防の“弱点”解消が13年遅れ、橋の架け替えルート変更で
東京都東部を流れる荒川の堤防で弱部となっている鉄道橋との交差部について、かさ上げの完了予定が従来の2024年度から37年度に延期された。用地取得の範囲を縮小するため、橋の架け替えルートを現在の橋により近い位置へ変更。切り替え工事を多段階に分ける必要が生じて工期が延びた。事業費は364億円から730…
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ハリポタ上演など赤坂をエンタメ集積地に、三菱地所とTBS、東京メトロが駅街開発
三菱地所とTBSホールディングスが進める「赤坂2・6丁目地区における開発計画」が国家戦略都市計画建築物等整備事業として内閣総理大臣の認定を受けた。両社は東京メトロとも連携し、2棟の超高層ビルを2028年度までに新築。劇場・ホールを新設する他、近隣施設と共にエンターテインメントシティーを形成する。
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