
東京大改造
目次
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国立競技場前に「藤森ワールド」の茶室、五輪直前にパビリオン・トウキョウ開幕
都内9カ所に、著名な建築家やアーティストのパビリオンを建てるプロジェクト「パビリオン・トウキョウ2021」が、2021年7月1日に始まった。目玉は藤森照信氏による茶室だ。地上3mの高さに茶室を設け、東京五輪のメイン会場である国立競技場を眺めるという粋な企画だ。
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五輪選手村跡地のマンション「HARUMI FLAG」、延期街区の販売を21年11月に開始
東京五輪で選手村として利用した後、分譲・賃貸マンションになる「HARUMI FLAG(ハルミフラッグ)」の住宅分譲街区の売り主10社が、マンション販売を再開する。東京五輪の開催延期を受け、パビリオン見学会を20年3月末に一時休止し、分譲街区「SUN VILLAGE」第1期および「SEA VILLA…
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隈研吾氏による森の集落のようなトイレが松濤に登場、5つの小屋をスギルーバーで覆う
日本財団は、誰でも快適に利用できる公共トイレを東京都渋谷区に設置するプロジェクト「THE TOKYO TOILET」を2020年から展開している。21年夏に6カ所で竣工を迎え、6月24日には建築家の隈研吾氏による「鍋島松濤公園トイレ」が東京・松濤で供用を開始した。5つに分棟したトイレの外壁は、スギ…
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第一生命と清水建設が木造ハイブリッド構造の12階建て賃貸ビル新築へ、25年以降竣工
第一生命保険と清水建設は2021年6月16日、東京都中央区京橋2丁目に木造ハイブリッド構造の賃貸オフィスビルを新築する計画の検討に着手したと発表した。想定規模は地下2階・地上12階建てで、高さは約56m。今後詳細な検討を進め、25年以降の竣工を目指す。
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渋谷区にNIGO氏の公共トイレ、21年夏に隈氏や伊東氏、可士和氏らのトイレも続々竣工
日本財団は、誰でも快適に利用できる公共トイレを東京都渋谷区に設置するプロジェクト「THE TOKYO TOILET」を2020年夏から展開している。21年夏には隈研吾氏や伊東豊雄氏、佐藤可士和氏らがデザインしたトイレが、合計6カ所で竣工を迎える。5月31日には先陣を切って、デザイナーのNIGO氏に…
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建築家らの「パビリオン・トウキョウ」会場、妹島氏は浜離宮で藤本氏は代々木公園
「パビリオン・トウキョウ2021」を主催する東京都などは2021年5月26日、展示会場を追加発表した。妹島和世氏のパビリオンは浜離宮恩賜庭園、藤本壮介氏のは代々木公園と高輪ゲートウェイ駅の2カ所に設置される。さらにライゾマティクスの真鍋大度氏が特別参加することが判明した。
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築56年の旧社屋をサウナ併設オフィスに改修、鍵は「知」と「ウェルビーイング」
安田不動産(東京・千代田)が東京・神田錦町で、サウナを核とした文化複合施設「神田ポートビル」を開発した。印刷会社の精興社(東京・青梅)が所有していた築56年の旧社屋で耐震補強とリノベーションを実施。2021年4月26日に全面開業した。
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東急グループとLVMH関連会社が渋谷区道玄坂2丁目で再開発、東急百貨店本店は解体
東急とL Catterton Real Estate、東急百貨店は2021年5月13日、東急百貨店本店が立つ敷地における開発計画を3社で推進することで合意した。東急百貨店本店は23年春以降に、建物の解体工事に着手する。隣接する文化施設のBunkamuraは大規模改修工事を実施するため、23年4月か…
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「国立競技場ビュー」の空中茶室が完成間近、藤森照信氏のパビリオン制作現場探訪
「藤森照信氏がつくる茶室から国立競技場を眺める」。著名な建築家やアーティストが東京五輪に合わせて、周辺にパビリオンを建てるプロジェクト「パビリオン・トウキョウ2021」の準備が進んでいる。日経クロステックは、藤森氏がつくる茶室パビリオンの組み立て現場の取材を許された。一足早く、茶室の内外部をリポー…
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「お試し移住」需要も狙う、積水ハウス不動産が民泊スタイルのホテルをオープン
東京・谷中の「YANAKA SOW」、Airbnbなどが開発に参画
2021年5月1日、初のホテル事業を手掛ける積水ハウス不動産東京をオーナーとして、オレンジ・アンド・パートナーズとAirbnb Japan共同プロデュースのホテル「YANAKA SOW」がオープンした。民泊スタイルで1年宿泊することもでき、“移住体験”需要も見込む。設計・施工は積水ハウスが手掛けた…
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世界初となるCLT現しの音楽ホールが完成、隈研吾氏デザインで楽器をイメージ
構造材にCLTを使って現しにした、世界初となる音楽ホールが完成した。角度を変えながら外装に取り付けた木ルーバーが特徴で、基本設計とデザイン監修を手掛けた隈研吾氏は「楽器の弦をイメージした」とコメントしている。
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帝国ホテル東京が建て替えへ、2030年代見据えた最大級再開発「内幸町1丁目街区」
2030年代に向け、皇居に近く日比谷公園に隣接する「内幸町1丁目街区」で、今後10年で最大級の再開発が始まる。NTT都市開発など街区の関係権利者10社は2021年3月25日、街づくりの方針で合意した。中でも、街区に立つ帝国ホテル東京の建て替えが注目される。
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タイムリミットは2時間! 緊迫の地下鉄レール交換
午前1時の東京都心。静かな街中とは対照的に、地下鉄のトンネルの中は熱気に満ちていた。終電後に様々な保守作業を実施しなければならないからだ。東京メトロ日比谷線の東銀座駅付近で進む分岐器レール交換工事に立ち会った。
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IHIと三菱地所が豊洲で3件目の再開発、工場跡地に複合施設2棟を新築して25年春竣工
IHIと三菱地所は2021年3月19日、東京都江東区豊洲2丁目に位置する4-2街区で、オフィスを中心とした2棟の複合施設の共同開発事業を開始すると発表した。22年春に着工し、25年春の竣工を目指す。両社が豊洲で進める、3件目の再開発プロジェクトになる。
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青やオレンジに輝くルイ・ヴィトン銀座並木通り店、青木淳氏らのASがガラス外装設計
ルイ・ヴィトン ジャパンは2021年3月20日、東京・銀座の並木通り沿いに直営店「LOUIS VUITTON GINZA NAMIKI(ルイ・ヴィトン銀座並木通り店)」を新装オープンした。約3年かけて建て替えた。建築本体と外装の設計は、AS(旧・青木淳建築計画事務所、東京・港)が担当。建物を覆うガ…
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東工大の田町キャンパス跡地に国内最大規模の産官学施設、NTT都市開発やJR東など
東京工業大学は同大学の田町キャンパス土地活用の事業予定者に、NTT都市開発・鹿島・JR東日本・東急不動産のグループを選定した。国立大学法人が土地を貸し付ける再開発事業としては、全国最大規模になる。2棟の複合施設を建て、2030年の供用開始を目指す。
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渋谷区初のPark-PFI「北谷公園」が4月1日開園、指定管理者に東急や日建設計など
東急を代表企業とする「しぶきたパートナーズ」は2021年2月26日、東京都渋谷区の公園で初となるPark-PFI事業の指定管理者として運営する「渋谷区立北谷公園」を、同年4月1日にリニューアルオープンすると発表した。園内には地上2階建ての建物が立ち、カフェが開業する。
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地下鉄のホームドアはどうやって搬入? 深夜工事に密着
終電から始発までの限られた時間で、ホームドアの設置工事はどのように進むのか。東京地下鉄(東京メトロ)が日比谷線上野駅で進む工事の様子を公開した。
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「中野サンプラザのDNA」受け継ぐ駅前再開発、野村不他が事業者候補に
東京都中野区は、「中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備」を推進するための再開発事業の施行予定者候補を選定し、2021年1月29日に結果を公表した。再開発の対象となるのは、東京・中野のJR中野駅北口駅前にある約2万3000m2の区域。現在は中野区役所や複合施設の中野サンプラザが立つ。2段階の審査を経て…
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東京五輪を視野に、客数規制を解除した3万人規模で感染予防技術を実証
開催が2021年に延期となった東京五輪に向け、新型コロナウイルス感染症対策に関する議論が続いている。政府は「東京オリンピック・パラリンピック競技大会における新型コロナウイルス感染症対策調整会議」設置して20年12月には中間整理を公表。並行し、大規模スポーツイベント開催時の課題を検証するため、2つの…
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