
東京大改造
目次
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スーパー堤防の欠陥宅地化、再発防止へ検討開始
国土交通省関東地方整備局は、スーパー堤防の通称で知られる高規格堤防の整備で2017年に宅地としての地盤強度が不足するトラブルがあったことを受け、再発防止のため事業の進め方を見直している。
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見えてきた外環道東京区間、深夜の目白通り上空
東京外環自動車道の千葉区間が2018年6月、計画から半世紀を経て開通したことは記憶に新しい。外環道の工事の舞台は今後、関越道と中央道、東名高速を南北につなぐ延長約16.2kmの東京区間へ移る。関越道と外環道を結ぶ大泉JCTで行われた夜間の橋梁架設を追ってみた。
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7月24日の五輪開会式まで2年!「順調に進行中」の4会場を都が公開
2年後の今日、2020年7月24日に開会式が迫る東京オリンピック・パラリンピック。猛暑のなか、競技会場の工事が急ピッチで進んでいる。東京都は7月17日、都が主体で整備する新規恒久施設8会場のうち4会場と選手村を報道陣に公開した。
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日本橋の首都高地下化、費用削減するも新たな課題
日本橋上空に架かる首都高速道路の地下化で、懸案となっていた事業費の問題が決着した。当初は5000億円とも言われていた事業費を、既存路線のトンネルを活用することで3200億円に圧縮。費用を負担する首都高速道路会社、東京都、東京都中央区の3者の間で分担割合についておおむね合意した。
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線路もホームも1m超かさ上げ
1日平均37万人の乗車人員を誇るJR渋谷駅。現在は離れた場所にある埼京線のプラットホームを北に350m移すための線路切り替え工事が5月下旬の週末、実施された。複雑で密度の濃い工事の全容を前後編に分けて紹介する。
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羽田空港へのJR新線に早期着手、開業まで10年
JR東日本は、羽田空港と都内の主要駅を結ぶ新線「羽田空港アクセス線」の建設に、早期に着手する方針を示した。開業まで、環境影響評価(アセスメント)に3年、工事に7年の計10年を見込む。
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森ビルとチームラボが共同で1万m2の「類のないミュージアム」オープン
森ビルとチームラボは6月21日、「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス」(MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless)を東京・お台場にオープンさせた。大手デベロッパーの森ビルと、様々な分…
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五輪で関心高まる「外濠」、女子高生がボートで調査
東京五輪のマラソンコース候補となっている外濠(そとぼり)周辺。人々の関心が高まるなか、東京・市ケ谷にある女子校、三輪田学園の有志チーム「外濠フレンズ」の約25人は、手こぎボートで外濠の一部である新見附濠を航行。水上からの観察や水質調査などを行い、環境・観光などの面での課題を指摘した。
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Googleが仕掛ける「プラットフォーム完備のデジタルシティ」開発
ニューヨークでは、25%の市民が経済的な理由でインターネットに接続できない状況にある。このデジタル格差を解消し、さらに増加する観光客の利便性向上を目的とした無料Wi-Fiキオスクの設置が進んでいる。この事業者の一員となっているのがGoogleである。同社は、このキオスクを活用した新たなビジネスの創…
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スタートアップ向けに「コラボオフィスの居住版」を開発するWeWork
WeWorkの衝撃(後編)
コラボオフィスの主要顧客であるスタートアップは、短期間に一定数のエンジニアを集めて集中的に業務を推進したり、必要に応じて遠隔地の専門人材を採用することも多い。日本に進出して話題の米WeWorkはこうした需要に対応し、コラボオフィスの居住版「WeLive(ウィーリブ)」の開発に本国で着手している。
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羽田空港跡地で鹿島などが12万m2超の複合施設開発
約5.9ヘクタールの敷地に日本文化体験施設など
2020年に向けて羽田空港周辺エリアの整備が加速する。鹿島など9社が出資する特別目的会社が、羽田空港跡地第1ゾーン整備事業の第1期分に着手。約5.9ヘクタールの敷地に研究開発施設や日本文化体験施設などを備えた複合施設を整備する。
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コラボオフィスの雄が「不動産テック」で金融街を侵食
WeWorkの衝撃(前編)
マンハッタンには、金融機関やメディアなど総延べ面積10万m2を超えるオフィステナントが集積する。日本に上陸、東京各所での展開を今年スタートしたコラボオフィス運営大手の米WeWorkは、創業して6年しか経たない2015年に、マンハッタンのテナントランキングに食い込んで業界に衝撃を与えた企業だ。
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いよいよ開通!外環千葉、密集地貫く半地下構造
外環道の千葉区間が、計画から半世紀を経ていよいよ開通する。三郷南IC―高谷JCT間の延長15.5kmが6月2日午後4時に開通。これと並走する国道298号も同日に供用を始める。
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世界中の利用状況を集め、即時にオフィス改善するWeWork
米国発「コワーキングスペース」の戦略(後編)
WeWorkは米ニューヨークで最初のコワーキングスペースを開業し、わずか7年で世界中に320を超えるコワーキングスペースを展開している。彼らが目指しているのは、彼らが「メンバー」と呼ぶ会員たちが、産業や生き方の違いを越えて、アドバイスやビジネスアイデアを共有し、互いのビジネスの成功を助け合うような…
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最初で最後のイベント、開通直前の外環を味わい尽くす
2018年6月2日にいよいよ開通する東京外環自動車道(外環道)の千葉区間。開通を祝って5月中旬に催された様々なイベントに朝から晩まで密着した。
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日本橋の首都高地下化ルート決定、八重洲線のトンネル活用
国指定重要文化財の「日本橋」(東京都中央区)の上空をまたぐ首都高速道路の地下化ルートが決まった。既存の首都高八重洲線を500mほど活用して、新たにトンネルを建設する区間を1.2kmに抑えた。2020年の東京五輪後に着工する予定だ。
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世界が注目する新オフィス「WeWork」、東京で急拡大
米国発「コワーキングスペース」の戦略(前編)
世界に320超の「コワーキングスペース」を持つ米WeWorkが今春、日本第1号拠点を開業。7月までに計6拠点へと急拡大する予定だ。多業種間の交流や協業を生むことが要となるこの事業に、国内企業も続々と参画している。
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建築・都市の概念を拡張する?!チームラボなどデジタル界の旗手の躍進
「デジタル×建築」新次元(後編)
ライゾマティクス、チームラボなど異才テクノロジー集団は単純にアート展示の場を広げようとしているわけでない。中核にいる建築分野の人材が主導し、建築や都市の在り方の拡張に果敢に挑んでいる。デジタルテクノロジーの進化が、そのビジョンに現実味を与え始めた。
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写真で解剖!線路を最大2m下げた銀座線渋谷駅移設工事
東京地下鉄(東京メトロ)は5月3日から5日までの丸3日間、銀座線の一部区間を運休して同線渋谷駅の移設に伴う線路切り替え工事を実施した。切り替え区間の延長は415m。2つの線路を左右に最大4.6m動かして間隔を広げるとともに、高さも最大2m下げた。
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異才テクノロジー集団との劇的融合で建築はどう変わる?
「デジタル×建築」新次元(前編)
現在の技術や常識では実現が不可能な一歩先の未来を見せる。アートにはそんな役割がある。テクノロジーアートの旗手たちが今、建築・都市分野と急接近し、デジタル技術の駆使によって新たな次元を切り開こうとしている。その担い手の紹介と併せ、2回に分けて最新動向を解説する。