
東京大改造
目次
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首都高の銀座地下路線は事業費1100億円、日本橋区間と併せて整備
国土交通省などは、東京・日本橋の首都高速道路の地下化に併せて整備する銀座エリアの地下路線について、事業費を約1100億円と見積もった。東京高速道路(KK線)のほぼ真下に延長約800mのシールドトンネルを掘削する。日本橋区間の地下化が終わる2035年ごろまでに整備する。
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地面から生えた3本のキノコ、伊東豊雄氏の代々木八幡公衆トイレは山手通り沿い
日本財団は、誰でも快適に利用できる公共トイレを東京都渋谷区に設置するプロジェクト「THE TOKYO TOILET」を2020年から展開している。2021年7月16日には建築家の伊東豊雄氏がデザインした「代々木八幡公衆トイレ」が供用を開始した。地面からキノコが生えたような独立したトイレが3棟並ぶ。
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白いアルミルーバーに覆われた箱、恵比寿駅西口に誕生した佐藤可士和氏の公衆トイレ
日本財団は、誰でも快適に利用できる公共トイレを東京都渋谷区に設置するプロジェクト「THE TOKYO TOILET」を2020年から展開している。2021年7月15日にはクリエーティブディレクターの佐藤可士和氏がデザインした「恵比寿駅西口公衆トイレ」が供用を開始した。白くフラットなアルミルーバーで…
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日本橋の首都高地下化がいよいよ始動、待ち構える難工事
日本橋上空の首都高速道路を地下へ移設し、青空を取り戻す事業の初弾工事がいよいよ始まった。まずは、既存の2カ所の出入り口を撤去する。首都高速道路会社は2021年6月30日、報道機関を対象に現場見学会を開催。その模様と共に、今後の工程をお伝えする。
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昭和初期の「kudan house」庭園に焼きスギの屋根と柱、石上純也氏の廃虚パビリオン
都内9カ所に、建築家やアーティストのパビリオンを建てるプロジェクト「パビリオン・トウキョウ2021」が、2021年7月1日に始まった。石上純也氏は昭和初期に建てられた邸宅「kudan house」にある森のような庭園に真っ黒な焼きスギの屋根を架け、古くからそこにある廃虚のようなパビリオンをつくった…
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代々木公園と高輪ゲートウェイ駅に「雲」が浮かぶ、藤本壮介氏のバルーンパビリオン
都内9カ所に、建築家やアーティストのパビリオンを建てるプロジェクト「パビリオン・トウキョウ2021」が、2021年7月1日に始まった。藤本壮介氏が設計した雲のようなパビリオンは、代々木公園と高輪ゲートウェイ駅の2カ所に設置された。異なる環境で同じ雲を見比べてみよう。
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100のパーツで組む木のお椀パビリオン、平田晃久氏が青山の公開空地の内外を反転
都内9カ所に、建築家やアーティストのパビリオンを建てるプロジェクト「パビリオン・トウキョウ2021」が、2021年7月1日に始まった。平田晃久氏は青山の公開空地に、100個の木パーツを組み合わせてつくったお椀のようなパビリオンを設置した。早くも子どもの遊び場になっているが、内部の幾何学形状には驚く…
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旧こどもの城前に「植木梁」のパビリオン、藤原徹平氏の育てるガーデン劇場
都内9カ所に、建築家やアーティストのパビリオンを建てるプロジェクト「パビリオン・トウキョウ2021」が、2021年7月1日に始まった。藤原徹平氏は青山の旧こどもの城前に、木組みと植木鉢が絡み合う、植物と人のための劇場をつくった。草間彌生氏の水玉パビリオンも近い。
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空と草木とビルを映す妹島和世氏の曲水パビリオン、浜離宮の庭園に鏡面の循環水路
都内9カ所に、建築家やアーティストのパビリオンを建てるプロジェクト「パビリオン・トウキョウ2021」が、2021年7月1日に始まった。妹島和世氏は浜離宮恩賜庭園に、曲水のようなランドスケープを生み出した。水が循環し、鏡面の水路には周囲の景色が映り込む。
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国立競技場前に「藤森ワールド」の茶室、五輪直前にパビリオン・トウキョウ開幕
都内9カ所に、著名な建築家やアーティストのパビリオンを建てるプロジェクト「パビリオン・トウキョウ2021」が、2021年7月1日に始まった。目玉は藤森照信氏による茶室だ。地上3mの高さに茶室を設け、東京五輪のメイン会場である国立競技場を眺めるという粋な企画だ。
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五輪選手村跡地のマンション「HARUMI FLAG」、延期街区の販売を21年11月に開始
東京五輪で選手村として利用した後、分譲・賃貸マンションになる「HARUMI FLAG(ハルミフラッグ)」の住宅分譲街区の売り主10社が、マンション販売を再開する。東京五輪の開催延期を受け、パビリオン見学会を20年3月末に一時休止し、分譲街区「SUN VILLAGE」第1期および「SEA VILLA…
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隈研吾氏による森の集落のようなトイレが松濤に登場、5つの小屋をスギルーバーで覆う
日本財団は、誰でも快適に利用できる公共トイレを東京都渋谷区に設置するプロジェクト「THE TOKYO TOILET」を2020年から展開している。21年夏に6カ所で竣工を迎え、6月24日には建築家の隈研吾氏による「鍋島松濤公園トイレ」が東京・松濤で供用を開始した。5つに分棟したトイレの外壁は、スギ…
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第一生命と清水建設が木造ハイブリッド構造の12階建て賃貸ビル新築へ、25年以降竣工
第一生命保険と清水建設は2021年6月16日、東京都中央区京橋2丁目に木造ハイブリッド構造の賃貸オフィスビルを新築する計画の検討に着手したと発表した。想定規模は地下2階・地上12階建てで、高さは約56m。今後詳細な検討を進め、25年以降の竣工を目指す。
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渋谷区にNIGO氏の公共トイレ、21年夏に隈氏や伊東氏、可士和氏らのトイレも続々竣工
日本財団は、誰でも快適に利用できる公共トイレを東京都渋谷区に設置するプロジェクト「THE TOKYO TOILET」を2020年夏から展開している。21年夏には隈研吾氏や伊東豊雄氏、佐藤可士和氏らがデザインしたトイレが、合計6カ所で竣工を迎える。5月31日には先陣を切って、デザイナーのNIGO氏に…
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建築家らの「パビリオン・トウキョウ」会場、妹島氏は浜離宮で藤本氏は代々木公園
「パビリオン・トウキョウ2021」を主催する東京都などは2021年5月26日、展示会場を追加発表した。妹島和世氏のパビリオンは浜離宮恩賜庭園、藤本壮介氏のは代々木公園と高輪ゲートウェイ駅の2カ所に設置される。さらにライゾマティクスの真鍋大度氏が特別参加することが判明した。
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築56年の旧社屋をサウナ併設オフィスに改修、鍵は「知」と「ウェルビーイング」
安田不動産(東京・千代田)が東京・神田錦町で、サウナを核とした文化複合施設「神田ポートビル」を開発した。印刷会社の精興社(東京・青梅)が所有していた築56年の旧社屋で耐震補強とリノベーションを実施。2021年4月26日に全面開業した。
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東急グループとLVMH関連会社が渋谷区道玄坂2丁目で再開発、東急百貨店本店は解体
東急とL Catterton Real Estate、東急百貨店は2021年5月13日、東急百貨店本店が立つ敷地における開発計画を3社で推進することで合意した。東急百貨店本店は23年春以降に、建物の解体工事に着手する。隣接する文化施設のBunkamuraは大規模改修工事を実施するため、23年4月か…
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「国立競技場ビュー」の空中茶室が完成間近、藤森照信氏のパビリオン制作現場探訪
「藤森照信氏がつくる茶室から国立競技場を眺める」。著名な建築家やアーティストが東京五輪に合わせて、周辺にパビリオンを建てるプロジェクト「パビリオン・トウキョウ2021」の準備が進んでいる。日経クロステックは、藤森氏がつくる茶室パビリオンの組み立て現場の取材を許された。一足早く、茶室の内外部をリポー…
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「お試し移住」需要も狙う、積水ハウス不動産が民泊スタイルのホテルをオープン
東京・谷中の「YANAKA SOW」、Airbnbなどが開発に参画
2021年5月1日、初のホテル事業を手掛ける積水ハウス不動産東京をオーナーとして、オレンジ・アンド・パートナーズとAirbnb Japan共同プロデュースのホテル「YANAKA SOW」がオープンした。民泊スタイルで1年宿泊することもでき、“移住体験”需要も見込む。設計・施工は積水ハウスが手掛けた…
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世界初となるCLT現しの音楽ホールが完成、隈研吾氏デザインで楽器をイメージ
構造材にCLTを使って現しにした、世界初となる音楽ホールが完成した。角度を変えながら外装に取り付けた木ルーバーが特徴で、基本設計とデザイン監修を手掛けた隈研吾氏は「楽器の弦をイメージした」とコメントしている。