
東京大改造
目次
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湾岸主軸エリアの豊洲・有明で春開業を延期した巨大複合施設が緩やかに始動
「湾岸再起動2020」都心軸編
東京臨海副都心の整備に関しては、1995年に世界都市博の中止を決定した後、様々な巻き返し策が図られてきた。近年目立つのは、都心との結節点である豊洲や、東京五輪の招致を機に会場施設が立ち並んだ有明北地区の動きだ。核となる巨大複合開発「豊洲ベイサイドクロス」「有明ガーデン」などを2020年7月時点の写…
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外環道の大深度区間で事業費膨張、当初の約2倍に
大深度地下に建設中の東京外かく環状道路(外環道)大泉ジャンクション(JCT)―東名JCT間の事業費が、これまでの見込みから7600億円増えて2兆3575億円に膨れ上がることが分かった。国土交通省関東地方整備局が2020年7月30日に開催した事業評価監視委員会で明らかにした。
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新旧の五輪競技場含む眺望を満喫、渋谷に公園一体のライフスタイルホテル
三井不動産グループ「sequence MIYASHITA PARK」
三井不動産グループによる新ホテルブランドの第1弾「sequence MIYASHITA PARK」が2020年8月1日、東京・渋谷区の「新宮下公園等整備事業」が進められてきた街区の北側に開業した。
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羽田・竹芝など、東京ベイエリアの風景変える大規模建築群が順次供用開始
「湾岸再起動2020」西部編
2020年を目指して建設するも、コロナ禍の下で開業などを見合わせていた大規模開発による施設群が、緩やかに動き始めている。湾岸西部の「羽田イノベーションシティ」「羽田エアポートガーデン」「東京ポートシティ竹芝」「ウォーターズ竹芝」を20年7月現在の写真でリポートする。
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東京ドーム、換気量5割増や感染者追跡で世界トップの「清潔・安全」目指す
読売新聞グループ本社、読売巨人軍、東京ドームの3社は2020年7月20日、読売巨人軍の本拠地である「東京ドーム」(東京都文京区)における新型コロナウイルス感染予防対策の今後の展開を発表。「世界トップレベルの清潔・安全・快適なスタジアム」を目指すとしている。
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都が「スマート東京」のモデル街を3件選定、大丸有と竹芝、豊洲で「都市OS」実装
東京都は2020年7月17日、「スマート東京(東京版 Society5.0)」の実現に向けた「都市OS」の実装を推進するため、都内の3つのプロジェクトを選定し、支援すると発表した。選ばれたのは「大丸有地区スマートシティプロジェクト」「Smart City Takeshiba」「豊洲スマートシティ」…
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ソフトバンク入る東京ポートシティ竹芝のスマートビル、センサー1000台で混雑緩和
東急不動産は2020年6月30日、新街区「東京ポートシティ竹芝」の中核となるオフィスタワーが5月29日に竣工し、9月14日に開業予定と発表した。最先端のスマートビルを標榜するオフィスタワーには、ソフトバンクグループが入居する。
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西新宿に日本初の全天候型有効空地「三角広場」が開業
住友不動産は2020年7月1日、東京・西新宿の「新宿住友ビル」低層部に「三角広場」を開業した。築46年の超高層ビル足元の有効空地を、ガラスの大屋根と外壁で覆った無柱のアトリウム空間だ。同社によると、改修によって特定街区制度の有効空地を屋内化した初のプロジェクトとなる。
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屋上まで続く階段状の遊べる滝が人気、写真で見る立川の新街区「GREEN SPRINGS」
東京・立川に新街区「GREEN SPRINGS」が誕生した。6月に主要な施設が続々とオープン。写真で、屋上まで続く階段状のカスケード(人工滝)や遊べる「大皿」、昭和記念公園ビューのホテルといったハイライトを見ていこう。
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銀座で「UNIQLO TOKYO」開店、ヘルツォークの吹き抜けと鏡張りは必見
ユニクロは2020年6月19日、東京・銀座に日本最大のグローバル旗艦店「UNIQLO TOKYO」をオープンする。梁(はり)や柱をむき出しにした4層吹き抜けを店内中央に設けた。デザインアーキテクトは、スイスの建築家ユニットであるヘルツォーク&ド・ムーロンだ。
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原宿の新名所「ウィズ原宿」が開業、伊東豊雄氏などが設計
JR原宿駅前で2020年6月5日、複合施設「WITH HARAJUKU(ウィズ原宿)」がオープンした。事業主はNTT都市開発で、設計は竹中工務店と伊東豊雄建築設計事務所が担当。駅前の賑わいと、住宅の静けさが同居する建物が誕生した。
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シールド4機で掘った“らせん”を味わう、首都高馬場出入り口
首都高横浜北線の馬場出入り口は、入り口を首都高速道路で初めて自動料金収受システム(ETC)専用にした。理由は住宅街に囲まれた丘陵地という地形的な制約と、2カ所に設ける一般道路の接続位置との関係で、半径100mほどの狭い敷地に急カーブで複雑ならせん形状の進入路を収めたからだ。
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日本橋にトヨタ流の都市づくりに通じる“道”、自動運転技術の開発拠点を探訪
トヨタ自動車子会社で自動運転のソフトウエア開発を手掛けるトヨタ・リサーチ・インスティテュート・アドバンスト・デベロップメント(TRI-AD)。の新オフィス。TRI-ADの持つ技術開発思想と一体になった空間を探訪してみた。
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豊洲に日本初の「都市型道の駅」、スマートシティー構想の都市デジタルツイン構築
清水建設は、東京都江東区で進めている開発街区に、日本初の都市型道の駅「豊洲MiCHiの駅」を整備する。「豊洲スマートシティ」構想に基づき、都市デジタルツインも構築する。
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下北沢の「全長1.7キロ線路跡」開発地に、長屋4棟含む“個性店街”が新規開業
下北線路街「BONUS TRACK」(東京都世田谷区)/小田急電鉄
小田急電鉄は、開発推進中の「下北線路街」の1エリアに、4月1日、全5棟・14店舗から成る個性店を集めた商店街「BONUS TRACK」(ボーナストラック)を開業した。
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東京ワールドゲートの超高層ビル竣工、事務所とホテルと地域防災で国際ビジネス拠点へ
森トラストは2020年3月16日、東京都港区で開発している超高層ビル「神谷町トラストタワー」が竣工を迎えたと発表した。同タワーは対象街区「東京ワールドゲート」の中核を成す複合施設になる。
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「五輪選手村マンション」の販売延期、3月下旬から6月以降へ
2020年3月下旬に予定されていた「五輪選手村マンション」の販売開始が、同年6月以降に延期になった。新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴う措置だ。
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ユニクロが横浜に公園型店舗、東京旗艦店はヘルツォークがデザイン
ユニクロは4~5月、東京と横浜に合計3つの大型店をオープンする。ヘルツォーク&ド・ムーロンや藤本壮介氏に店舗のデザインを依頼し、「3つの見たことがないユニクロ」を目指す。
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「銀座トンネル」の建設決定、事業期間は10~15年
国土交通省などは、東京・日本橋上空に架かる首都高速道路の地下化に併せて銀座に全長約1.1kmのトンネルを建設すると決めた。都心環状線のルート変更に伴う措置だ。事業期間は10~15年を想定。2030~40年代の完成とみられる日本橋区間の地下化と同時に開通させるため、急ピッチで検討を進める。
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“水辺活用”開設ラッシュ、「ミズベリング」ディレクターによる都内10選
都市開発のなかで、エリアの魅力づくりに関係する大きな要素が「公共空間」の活用だ。特に成果が上がり始めているのが、水辺の活用。水辺活用の普及啓発をリードしてきた建築家、岩本唯史氏に、東京都内の注目10スポットを紹介してもらった。