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 私が新入社員として配属された頃(日経BPではありませんが)、まだ1人1台のPCはあてがわれていませんでした。1人1台のノート型PCが配布されたのは、入社して1年ほどたってから。それまでは職場での文書作成にはワープロが使われていました。

 同じ職場にいたベテランのなかには、「どうも電子機器は苦手だ」という人が少なからずいました。「ワープロ打ちは若い人の方が速いだろう」と言われ、よく書類作成を任された記憶が残っています。

 入社後、2、3年目には職場にCADが入りました。ベテランにも関心を持つ技術者はいましたが、ツールを真っ先に使いこなそうとしていたのは若い人たちでした。

 BIM/CIMやドローン、AIを用いた解析など建設の世界でも、i-Constructionの影響でデジタルツールを使う場面が目立ってきました。こうしたデジタルツールを率先して利用する現場に行くと、高い確率で若手が活躍している姿が目に飛び込んできます。

 いつの時代でも、若い世代の方が好奇心に満ちあふれている人が多く、そうしたツールを使いこなそうとする傾向が強いのかもしれません。

 日経コンストラクション2020年10月12日号の特集「i-Conの申し子たち」では、i-Constructionが口火を切った建設DX(デジタルトランスフォーメーション)の流れに乗って奮闘する若手技術者を取り上げました。

日経コンストラクション2020年10月12日号の特集「i-Conの申し子たち」(資料:日経コンストラクション)
日経コンストラクション2020年10月12日号の特集「i-Conの申し子たち」(資料:日経コンストラクション)
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