編集長が語る日経コンストラクションの見どころ
目次
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CIMへの取り組みが優勝劣敗を決める時代に
建設産業界のデジタル化で、長きにわたってキーワードとなってきたBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)。先行して導入されつつも、まだまだ普及が十分に進まない建築界を追い上げるように、土木界でのCIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)の導入が始まっています。
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眠れる獅子のプレキャスト、覚醒は近い
日経コンストラクション6月10日号の特集では、プレキャストコンクリートに注目しました。タイトルは「プレキャスト『導入の壁』を破れ」です。建設現場の生産性を向上させるツールとして大きな期待が寄せられている技術の代表格に、正面から向き合ってみました。
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過去最悪の被害が変えた防災技術
梅雨や台風など雨や風の気になる季節が近づいています。2018年は、西日本豪雨や台風21号をはじめ、大規模な被害をもたらした災害が続きました。令和元年となる19年は、平穏な天候となるよう願っていますが、これまでの経験を踏まえた備えを怠ることはできません。
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“身内”の5割が勧めない業界に誰が進むのか
建設業界では、思うように若手を採用できない状況が続いています。リクルートキャリアの研究機関「就職みらい研究所」による調査では、建設業で2019年に回答した101社のうち、「計画よりも採用数が少なかった」と回答した企業は62%に達しました。一因は、建設会社に対するイメージがあまり良くない点にあります…
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建設コンサルで急拡大する「i-Con」の波
「i-Construction」という言葉を聞くと、建設現場での施工の合理化をイメージする人が多いかもしれません。特に建設産業以外に従事する方は、そう感じるのではないでしょうか。
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令和の土木像を平成の転換点に探る
「令和」への改元を控え、平成という時代を見つめ直す機会が増えてきました。日経コンストラクションでも、2019年4月8日号で創刊30周年の大型特集「平成の土木 5つの転換点」をまとめました。
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次世代へのバトンの渡し方
建設会社は合併によるメリットが少ないと言われます。2社が1社になれば、単純に入札参加の機会が半分になる。完成工事高が大きくなると入札参加資格の「等級」が上がる半面、それまでより規模の大きい会社と競争しなければならなくなる――。
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巨大災害、「初動72時間」の姿イメージできるか
「初動72時間」、「72時間の壁」――。最近頻発している災害の報道の中で、耳にする機会が多かったキーワードではないでしょうか。
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会計検査10年分を分析! 見えてきた「ミスの病巣」
会計検査院が毎年秋に発表する「決算検査報告」。国の各府省や政府関係機関が税金を適切に使っているかを会計検査院がチェックし、その結果を取りまとめたものです。検査員が行う検査の対応に四苦八苦された経験をお持ちの方が少なくないかもしれません。
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資格挑戦をきっかけに若手を鍛えよう
土木技術者とは切っても切れない関係にあるのが資格です。設計者なら技術士やRCCM、施工者なら1級土木施工管理技士やコンクリート技士など、各自の専門に合わせて資格を取っていくことが、キャリア形成のうえで欠かせません
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夢物語から「目標」へ、土木は宇宙や深海を目指す
関西国際空港が1994年(平成6年)、東京湾アクアラインが97年(平成9年)、明石海峡大橋が98年(平成10年)。平成初期には数々のビッグプロジェクトが竣工しました。しかし、2000年代に入ってからは、あの頃のようなビッグプロジェクトの建設ラッシュが訪れることはありませんでした。
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「ポスト平成」元年は、「働き方改革」元年
2019年は、平成が終わって「ポスト平成」時代が始まる年。土木界では様々な変化が起こりそうです。そんな1年の土木界の動向を占う特集を、日経コンストラクション1月14日号で企画しました。
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イタリアだけでない、日本にもある「アキレス腱」を持つ橋
2018年は自然災害に関する報道が多く、それ以外の話題が埋もれてしまった感があります。例えば、イタリア・ジェノバで発生した高速道路の崩壊事故。斜張橋が崩落して43人が死亡するという大惨事でしたが、日本には詳細が伝わってきませんでした。
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自然災害と闘わない「免災」という選択肢
自然災害が多発した2018年。日経コンストラクションでも例年に比べて、災害報道に多くのページを割きました。今年の災害で改めて分かったのは、「逃げる」ことの難しさではないでしょうか。例えば豪雨災害で、風雨が激しい夜間に避難指示が出ても、屋外への避難は容易ではありません。
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事故防止のカギ、わずかな兆候捉える“嗅覚”を鍛えよ
2018年、日本では例年に比べて大規模な建設事故が少なかった印象を受けます。ただし、たとえ被害が小さくとも、今後の再発防止に重要な示唆を与えてくれるケースは少なくありません。
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女性部下は「おっさん」上司をどう見ている?
だから「おっさん」上司は嫌われる――。日経コンストラクションの読者は、男性でかつ上司という立場の方が多いでしょう。そんな皆さんに向け、11月12日号の特集には少し挑発的なタイトルを付けてみました。特集のテーマは、堅い言葉で表すなら「昨今の建設産業での女性活躍施策について考える」といったところでしょ…
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民営化から2年半、水没した関空の“後始末”は誰が?
「日本の玄関口」である関空が、今年9月の台風21号で大きな被害を受けました。今年は全国で自然災害が多発しましたが、関空の被害はそれらの中でもかなり特徴的だったと言えます。
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「リアリティー」のない情報で人は避難しない
6月の大阪北部地震、7月の西日本豪雨、8月の台風21号、9月の北海道地震――。日本は4カ月連続で、大規模な自然災害に見舞われています。今後も豪雨災害や巨大地震の発生が予測されるなか、陳腐な表現ですが、今年の災害で得られた教訓を防災事業の糧にすることが重要です。
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暑かった今年の夏、人だけでなく構造物にもダメージ?
今年の夏は災害が多発していますが、もう1つ特徴的だったのが「暑かった」ということではないでしょうか。土木の仕事には屋外作業が付きもので、暑さ対策は以前から実施されてきました。しかし、気象庁が「一種の災害」とまで表現した今年の暑さは、これまで通りの対策では対処しきれないところまで来ています。
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建設業の好業績、恩恵はどこまで?
「大手建設会社が過去最高益を記録」、「建設業の給与が他産業を抑えてトップに」――。ここ1、2年、建設業の経営を巡っては景気のいい声ばかりが聞こえてきます。しかし、地方の建設会社の経営者の方と話をすると、「でも、うちの県はそんなに景気が良くないんだよね」といった声もしばしば耳にします。
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