日東工業は、家屋内の火花放電を検出し、火災を未然に防ぐ「放電検出ユニット スパーテクト」を2020年4月に発売した。
スパーテクトは火花放電特有のノイズを検出し、ブザーと警報LEDの点灯で通知してくれる。現在、電気火災の防止を目的に行われているトラッキング対策は主にコンセントを対象にしているが、スパーテクトは壁内配線など目視が難しい場所で発生した火花放電も検出可能だという。漏電しているブレーカーを自動遮断する機能も選択できる。
経年変化やケーブル、コードなどの不適切な扱いが原因で生じる配線周りの火災が昨今、多発している。コンセントとプラグの間にたまったほこりが原因で漏電して発火するトラッキングや、ケーブルの断線、ショートなどで発生する住宅内の火花放電が火災の原因となるケースが多い。そうした火花放電を素早く検知する。
価格(税別)は、新設用の「放電検出ユニット付ホーム分電盤」が7万8000円から。増設用のユニットが5万4000円、組み込み用ユニットが5万1000円。
問い合わせ先:日東工業
電話:0561-64-0152
URL:https://www.nito.co.jp/
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