製造業で利用が進み、長期的な性能などを確認できたものが建築や土木の領域に入ってくる。多くの技術は、こうした流れに沿って社会に浸透している。材料もその1つだ。だが近年、製造業から建設業に技術が移るスピードが加速。新しい材料の導入時期の違いは小さくなっている。なかには、使われる順序が逆になりそうな材料技術も出てきた。新しいプロダクトや建物、街を生み出す魅力的な新材料に迫った。
[掲載予定記事(掲載予定日)]
<インタビュー>
・トヨタの木の車は今も語り草、隈研吾氏(2月12日)
・冷たくない触感も炭素繊維の魅力、隈研吾氏(2月14日)
・化石扱いから脱却し技術のクロス教育を、隈研吾氏(2月15日)
<プロローグ>
・崩壊した新材料の“普及法則”(2月19日)
・欧州のクルマが新材料に積極的なワケ(2月20日)
<炭素繊維>
・CFRPでクルマを3割軽く、2割の燃費向上(2月21日)
・オールジャパンで挑戦!自動車用CFRP部品を1分で造れ!(2月22日)
・地上構造物の主役に躍り出るCFRP(2月26日)
・構造部材の一角に! 鉄筋や鋼桁の代わりに炭素繊維(2月27日)
<樹脂>
・こんなところまで樹脂で金属を置き換える(2月28日)
・塗装レス樹脂で部品を7割安く、透明で耐熱性高いバイオマス樹脂も登場(3月1日)
・電気特性まで高め、金属もガラスも置き換える樹脂(3月5日)
<自然素材>
・設計概念を一変する「木」、国土デザインも仕事に(3月6日)
・セルロースナノファイバー、1兆円市場の期待が掛かる次世代グリーン材料
(3月7日)
・樹木から造る軽くてグリーンな素材、セルロースナノファイバー(3月8日)
・舗装やビルをダムに、都市豪雨とヒートアイランドを解決(3月12日)
<インタビュー>
・ななつ星のデザイナー水戸岡氏が語る、新旧素材のアンサンブルの価値(3月13日)
・ヒット商品は全て非常識をやり遂げた結果だった、ななつ星のデザイナー水戸岡鋭治氏が語る(3月14日)
<非鉄金属>
・マグネシウム合金、今後10年で需要2倍、弱点を克服してクルマ軽量化の切り札へ(3月15日)
・用途が広がるマグネシウム合金、耐熱性向上と生体吸収性を生かす(3月19日)
・オールアルミの橋も夢ではない(3月20日)
<自己治癒材料>
・いよいよ市場に、微生物がコンクリートを勝手に修復(3月22日)
・世界初、割れた「ガラス」がその場で元通りに(3月26日)
・セラミックスの亀裂が10分で完治!エンジン軽量化革命(3月27日)
<夢の素材>
・透明断熱材のエアロゲルが窓を変える(3月28日)
・宇宙での汎用材を狙うカーボンナノチューブ(3月29日)
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