日経 xTECH編集部と日経BP総研は、2017年12月10~15日まで沖縄県本島と伊是名場外離着陸場において、日産自動車の新型「リーフ」の実車走行試験を実施した。さらに実車試験が終了した後、12月18日からは沖縄県うるま市にて、車両の1次分解を開始した。ここでは実車試験編の詳細を紹介する。
特集
リーフ解体新書[実車試験編]
目次
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リーフ200km走破で見えた、車線維持機能の実力
日産が新型リーフで多く盛り込んだのが「自動運転技術」で、代表的なのが運転支援システム「プロパイロット」である。同技術の特徴は単眼カメラ1個で実現したことだ。プロパイロットの実力を、沖縄自動車道で試してみることにした。
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EVはどこまで熱くなるのか、新型リーフで計測してみた!
日産自動車の新型電気自動車(EV)「リーフ」を実車試験する本連載――。第2回はモーターとインバーターの熱計測の結果を紹介する。登坂時と連続加速時、一般道走行時、高速道走行時を試験した。今回は、登坂時と連続加速時について取り上げる。
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リーフの最高速度が判明、「ゼロヨン」は16.9秒で走り抜けた
「日経 xTECH(クロステック)」の創刊特集である「リーフ解体新書」の実車試験編、第1回となる今回は最高速度だ。意外なことに、日産は新型リーフの最高速度の数値を広く公表していない。実車試験では同時に、停止状態から400mまでに要する時間といった「ゼロヨン」の加速性能も測定した。
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実車試験/分解調査プロジェクト in 沖縄
プロローグ
日経 xTECH編集部と日経BP総研は、2017年12月10~15日まで沖縄県本島と伊是名場外離着陸場において、日産自動車の新型「リーフ」の実車走行試験を実施した。新型リーフは、JC08モードにおいて航続距離を400kmまで延ばしたことや、ミニバン「セレナ」から導入している先進運転支援システム「プ…