全4118文字
PR

2021年以降完成

竹芝地区開発/21年(20年度)完成
大規模緑化テラスや歩行者デッキを整備

 ゆりかもめの竹芝駅付近では、東急不動産と鹿島が都市再生ステップアップ・プロジェクト(竹芝地区)を推進している。地上39階、高さ210mの業務棟と、地上18階の住宅棟を建設するもので、2016年5月に着工している。計画地と浜松町エリアは、海岸通り(都道316号)と首都高速都心環状線で隔てられているが、本プロジェクトでは首都高をまたいで浜松町駅と直結する歩行者デッキの整備を計画している。低層部には水田を含む大規模な緑化テラス、最上階には東京湾を一望できる交流ラウンジを設けるなど、オフィスエリアとしての竹芝エリアの発展を象徴するプロジェクトになる。

竹芝地区開発 1.港区海岸1-20-9ほか 2.アルベログランデ(東急不動産と鹿島が設立した事業会社) 3.鹿島・久米設計JV 4.鹿島 5.2016年5月 6.2020年度 7.業務棟:S造・一部SRC造、住宅棟:RC造 8.業務棟:地下2階・地上39階、住宅棟:地上18階 9.20万m2(出所:東急不動産)
竹芝地区開発 1.港区海岸1-20-9ほか 2.アルベログランデ(東急不動産と鹿島が設立した事業会社) 3.鹿島・久米設計JV 4.鹿島 5.2016年5月 6.2020年度 7.業務棟:S造・一部SRC造、住宅棟:RC造 8.業務棟:地下2階・地上39階、住宅棟:地上18階 9.20万m2(出所:東急不動産)
[画像のクリックで拡大表示]

虎ノ門・麻布台地区再開発/23年(22年度)完成
総延べ約82万m2の超巨大開発が始動

 港区虎ノ門5丁目、麻布台1丁目、六本木3丁目にまたがる虎ノ門・麻布台地区で再開発組合(森ビルほか)は、総延べ面積約81万9600m2、超高層ビル3棟を含む計7棟のビルを建設する。オフィス、合計約1300戸の住宅、国際教育施設などを設ける計画で、2018年度の着工、22年度の完成を目指す。

 開発は3街区に分けて進める。最大規模となる外苑東通りに面するA街区には高さ約330m、地下5階・地上65階、延べ面積約44万9000m2の複合ビルを建設する。オフィスを主用途とし、高層部の56~65階に約80戸の住宅、低層部にインターナショナルスクール、多言語対応子育て支援施設、外国人対応スーパーマーケットなどを設ける。B街区には、住宅を主用途とする超高層タワー2棟、C街区には、店舗、住宅、オフィス、駐車場など、4棟の建物を建設する。

公表されている「虎ノ門・麻布台地区」再開発の計画概要から(出所:首相官邸ホームページ「国家戦略特別区域会議東京都都市再生分科会」2017年1月10日)
公表されている「虎ノ門・麻布台地区」再開発の計画概要から(出所:首相官邸ホームページ「国家戦略特別区域会議東京都都市再生分科会」2017年1月10日)
[画像のクリックで拡大表示]

公表されている「虎ノ門・麻布台地区」再開発の計画概要から。地形を生かした緑地や大規模広場を整備する(出所:首相官邸ホームページ「国家戦略特別区域会議東京都都市再生分科会」2017年1月10日)
公表されている「虎ノ門・麻布台地区」再開発の計画概要から。地形を生かした緑地や大規模広場を整備する(出所:首相官邸ホームページ「国家戦略特別区域会議東京都都市再生分科会」2017年1月10日)
[画像のクリックで拡大表示]

市街地再開発事業の対象となる「虎ノ門・麻布台地区」一帯(撮影:大山 顕)
市街地再開発事業の対象となる「虎ノ門・麻布台地区」一帯(撮影:大山 顕)
[画像のクリックで拡大表示]

赤坂2丁目プロジェクト/25年(24年度)完成
「江戸型山車」の修復・展示を行う

 事務所、ホテル・サービスアパートメント、店舗、展示施設、診療所などからなる大規模複合開発。赤坂周辺の地域資源である「江戸型山車」の修復・展示を行うほか、日本の歴史・文化に興味を持つ観光客のニーズを満たすジャパンブランド発信施設の整備や、訪日外国人を受け入れる国際級ホテルの誘致などを進める。こうした観光支援機能の導入により、同エリアの国際競争力を高める。また、歩行者ネットワークの強化と緑地化の推進、防災性能の向上も目指す。

赤坂2丁目プロジェクト 1.港区赤坂1・2 2.森トラスト 3.─ 4.─ 5.2019年度 6.2024年度 7.S造・一部SRC造 8.地下3階・地上43階 9.22万m2(出所:首相官邸ホームページ「国家戦略特別区域会議東京都都市再生分科会」2017年12月13日)
赤坂2丁目プロジェクト 1.港区赤坂1・2 2.森トラスト 3.─ 4.─ 5.2019年度 6.2024年度 7.S造・一部SRC造 8.地下3階・地上43階 9.22万m2(出所:首相官邸ホームページ「国家戦略特別区域会議東京都都市再生分科会」2017年12月13日)
[画像のクリックで拡大表示]

浜松町2丁目4地区A街区/27年
高さ200m、新「世界貿易センタービル」建設中

 総延べ面積約28haの大規模再開発「浜松町駅前プロジェクト」のうち、A街区では39階建ての業務棟「世界貿易センタービルディング南館」の建設が進み、2021年1月の竣工を目指す。A街区には、ほかにカンファレンス施設のあるバスターミナル棟、東京モノレール浜松町駅、貿易センタービルの本館を整備する。国土交通省は17年9月、この計画を民間都市再生事業計画に認定。歩行者ネットワークの構築や乗り換え動線の改良、バリアフリー化、国際コンベンションホールの整備、外国人滞在者支援機能の導入などが都市再生に寄与すると認めている。

浜松町2丁目4地区A街区 1.港区浜松町2-5-22ほか 2.世界貿易センタービルディング、鹿島、東京モノレール、東日本旅客鉄道 3.日建設計、鹿島、トーニチコンサルタント、ジェイアール東日本建築設計事務所 4.南館は鹿島、ほかの3棟は未定 5.2017年9月 6.南館:2021年1月、A街区全体:2027年12月 7.SRC造、RC造、S造 8.地下3階・地上39階 9.南館:9万5420m2、A街区全体:28万6570m2(出所:東日本旅客鉄道、国土交通省公表資料)
浜松町2丁目4地区A街区 1.港区浜松町2-5-22ほか 2.世界貿易センタービルディング、鹿島、東京モノレール、東日本旅客鉄道 3.日建設計、鹿島、トーニチコンサルタント、ジェイアール東日本建築設計事務所 4.南館は鹿島、ほかの3棟は未定 5.2017年9月 6.南館:2021年1月、A街区全体:2027年12月 7.SRC造、RC造、S造 8.地下3階・地上39階 9.南館:9万5420m2、A街区全体:28万6570m2(出所:東日本旅客鉄道、国土交通省公表資料)
[画像のクリックで拡大表示]