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2021年以降完成

東池袋4丁目2番街区地区再開発/22年完成
東池袋に高層住居、木密地域を不燃共同化

 東京メトロ有楽町線の東池袋駅付近では、細分化された宅地を共同化してタワーマンションを建設する計画が進む。計画地は東池袋駅の4番出口を含む街区で、駅出入り口のバリアフリー化も計画している。2017年10月、再開発組合の設立が認可された。野村不動産と前田建設工業が特定業務代行者に選ばれ、参加組合員としても事業に参画する。日建設計が事業コンサルタントを務める。高さ125m、232戸のマンションの1~3階には店舗や保育所、クリニックモール、事務所などが入り、建物の北側と南側には広場を設ける。

東池袋4丁目2番街区地区再開発 1.豊島区東池袋4-2 2.東池袋四丁目2番街区地区市街地再開発組合 3.― 4.― 5.2019年6月 6.2022年4月 7.― 8.地下2階・地上36階 9.3万650m2(出所:東池袋四丁目2番街区地区市街地再開発組合)
東池袋4丁目2番街区地区再開発 1.豊島区東池袋4-2 2.東池袋四丁目2番街区地区市街地再開発組合 3.― 4.― 5.2019年6月 6.2022年4月 7.― 8.地下2階・地上36階 9.3万650m2(出所:東池袋四丁目2番街区地区市街地再開発組合)
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池袋国際キャンパス計画(造幣局地区防災公園街区整備)/23年完成
東京国際大が「池袋国際キャンパス」設置

 さいたま市に移転した造幣局東京支局の跡地では再開発が始動し、約3.2haのうち約1.7haを防災公園、約1.5haを市街地整備区域と計画している。2015年4月に豊島区、造幣局、都市再生機構の3者で「造幣局地区におけるまちづくりに係る基本協定書」を締結した。

 防災公園の側は2019年度内の整備工事完了を目指す。市街地整備区域の北側約3分の2には、東京国際大学が延べ面積約3万5000m2、定員3500人のキャンパスを整備し、22階建ての校舎を建てる。設計・施工は大成建設。開校は23年9月を予定している。残る約3分の1には、にぎわい機能を誘導する方針だ。

造幣局地区防災公園街区整備の位置付け(出所:豊島区)
造幣局地区防災公園街区整備の位置付け(出所:豊島区)
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造幣局地区防災公園街区整備の防災公園区域の完成イメージ(出所:豊島区)
造幣局地区防災公園街区整備の防災公園区域の完成イメージ(出所:豊島区)
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南池袋2丁目C地区再開発/25年(24年度)完成
計約1450戸のタワーマンション2棟を建設

 豊島区庁舎の「としまエコミューゼタウン」の東隣の敷地に、総延べ面積約18万m2のタワーマンション2棟を整備する計画。約850戸の住宅が入る高さ190m、延べ面積10万5000m2の北棟、約600戸の住宅が入る高さ185m、延べ面積7万5300m2の南棟からなる。2棟とも低層部に商業・交流機能、生活支援機能を設け、北棟には事務所を入れる。また、地上に3つの広場を整備し、敷地内の空地や建物の壁面を緑化。地上・地下の回遊性を確保するため、東池袋駅を中心とした歩行者ネットワークを形成する。

 準備組合には事業推進パートナーとして住友不動産、野村不動産、都市再生機構が参画し、事業協力者に清水建設、コンサルタントにINA新建築研究所とポリテック・エイディディが入っている。

南池袋2丁目C地区再開発 1.豊島区南池袋2 2.南池袋二丁目C地区市街地再開発準備組合 3.― 4.― 5.2020年度 6.2024年度 7.RC造 8.地下2階・地上51階 9.18万300m2(出所:首相官邸ホームページ「国家戦略特別区域会議東京都市再生分科会」2017年12月13日)
南池袋2丁目C地区再開発 1.豊島区南池袋2 2.南池袋二丁目C地区市街地再開発準備組合 3.― 4.― 5.2020年度 6.2024年度 7.RC造 8.地下2階・地上51階 9.18万300m2(出所:首相官邸ホームページ「国家戦略特別区域会議東京都市再生分科会」2017年12月13日)
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池袋駅西口地区再開発/計画中
東武百貨店含め5.9haの大規模複合開発

 池袋駅西口では、約5.9haを対象にしたまちづくりが構想されている。うち約4.6haを対象にした再開発に向け、準備組合の設立が認可されている。組合は2018年度末の都市計画決定、24年度ごろの着工を目指す。事業協力者は三菱地所、三菱地所レジデンス。総合コンサルタントは佐藤不動産鑑定コンサルティング、上野計画事務所、梓設計。隣接する残りの東武百貨店エリア約1.3haと一体的に進める。また東武鉄道は周辺の再開発と連動させる格好で、ホームを現在の3面3線から2面4線にするなど駅施設の全面改良を予定する。

池袋駅西口地区再開発の計画イメージ(出所:池袋駅西口まちづくりニュースより)
池袋駅西口地区再開発の計画イメージ(出所:池袋駅西口まちづくりニュースより)
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造幣局南地区まちづくり
エリア一体のまちづくり進める造幣局南地区/計画中

 東池袋4丁目の「造幣局南地区」では、東西エリア全体で、「造幣局南地区まちづくり協議会」がまちづくり構想を策定。2018年3月に協議会を開き、まちづくりの方針案を確認した上で、東西エリア一体の法定事業検討会を開始する予定だ。都市再生機構と事務局を務める区が中心となってまちづくり活動を支援する。木造住宅密集地域の解消による防災性と住環境の向上などを目指す。西エリアは先行整備する予定の住宅主体のにぎわい施設や公園などを含む造幣局跡地の開発と連鎖した再開発、東エリアではまちづくり手法の検討を進めている。

造幣局南地区まちづくりの計画イメージ(出所:豊島区)
造幣局南地区まちづくりの計画イメージ(出所:豊島区)
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