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 複写機メーカーのコニカミノルタが、ペーパーレスを前提にした職場空間のデザイン事業を拡大している。複写機を扱う企業が、職場空間を通じて紙に縛られない働き方を提供するという大胆な事業変革に挑んでいるのだ。

 コニカミノルタの販社であるコニカミノルタジャパン(東京・港)は、2019年3月にある化学メーカーの職場空間のデザインを手がけるなど実績を積み上げている。デザインの基本コンセプトは働き方改革の実現。文書の電子化で生まれた空間を活用し、従業員が職場で共創できる空間を生み出している。「紙の収納場所をなくすと平均30%ほどの空間が生まれる」とコニカミノルタジャパン取締役マーケティングサービス統括部長の玉井昭氏は話す。

コニカミノルタジャパン取締役マーケティングサービス統括部長の玉井昭氏
コニカミノルタジャパン取締役マーケティングサービス統括部長の玉井昭氏
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 職場に紙を積み上げて増やさないようにするノウハウも提供する。例えばユーザー企業が社内向けに紙の経理書類を用意していれば、デジタルでの経理処理への移行を促し、紙を廃止するように指導する。

 その他、職場空間に対して愛着を持ってもらうため、空間をデザインする前にユーザー企業の従業員が手を動かしてレゴで理想のオフィスを明確にするワークショップなども開催している。コニカミノルタジャパンは空間デザインに関する受注について、2021年度の1年間で「20件以上を目指す」(玉井氏)としている。

レゴを利用したワークショップ
レゴを利用したワークショップ
出典:コニカミノルタジャパン
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