4月26日の午後、都内の一部の銀行ATM(現金自動預け払い機)で現金を引き出せなくなるトラブルが発生した。10連休となるゴールデンウイーク(GW)を前に、現金を持っておきたいと顧客が殺到し、現金が不足したためだという。
一部のATMで不足しただけで、その他の多くのATMでは不足は生じなかったのだろうが、それでも多くの人が現金を引き出しに出向いたことは間違いない。
その日、自分の財布をのぞくと、自分の手持ち現金は2万円も無い。このニュースを見て、GW10連休を前に、確かに手元の現金が少ないと不安になる気持ちは理解しつつ、どこか他人事と感じている自分がいることに気付いた。
理由を考えてみると、多くの店では買い物にクレジットカードが使えるし、電子マネーも使える。そして、記者自身はその両方を持っている。電子マネーもiDなどのポストペイだし、プリペイド型のSuicaやPASMOも改札を通るたびに一定額がチャージされるオートチャージサービスを使っている。なんならPayPayなどのバーコード決済の電子マネーも持っている。この手持ち額のまま、GWに突入することにした。