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 ここ最近、米Tesla(テスラ)の電気自動車(EV)に乗る機会が増えている。といっても、テスラ車を所有しているわけではない。シリコンバレー支局があるベイエリアで米Uber Technologies(ウーバーテクノロジーズ)の配車サービスを依頼すると、「モデル3」や「モデルY」が来ることが増えたからだ。特にモデル3が多い。コロナ禍前にテスラのEVが配車されることはめったになく、配車されると「ラッキー」と思っていた。今ではその頻度が高まり、そういった感情が薄れつつある。

 もともとベイエリアではテスラ車を目にする機会は多かった。モデル3が登場してからはその機会が一気に増えた。実際、テスラは半導体不足の影響を受けながらも、販売台数を年々増やしている。2021年は94万台近くを販売した。

 ウーバーでテスラ車に乗れる機会が増えた大きな理由は、レンタカー大手の米Hertz Global Holdings(ハーツ・グローバル・ホールディングス)が、テスラ車をウーバードライバーに貸し出していることにあるだろう。ウーバーのようなライドシェアサービスでは、ドライバーが空き時間に自家用車を利用して、副業として乗客輸送を行うイメージがある。だが、副業ではなく専業として従事するドライバーもおり、そういったドライバーはレンタカー会社から車両を借りる場合がある。そんなドライバーの車両の空間には生活感がないため、利用者として乗った瞬間、レンタカーだとすぐに分かる。

ウーバーのドライバーに対してハーツはテスラ車を貸し出している
ウーバーのドライバーに対してハーツはテスラ車を貸し出している
(出所:ハーツ)
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