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 「またパソコンの調子がおかしい。これでは勉強にならない」――。オンライン授業を受けていた息子にこう言われた。

 高校入試を控えた息子が2020年冬から塾に通い始めた。新型コロナウイルス感染拡大により多くの塾がオンライン授業を導入している。息子が通う塾でもWeb会議システム「Zoom」を利用した授業を実施していた。

 リアル授業のほうがよいと思うが、コロナ禍であれば仕方ない。少しでも快適に受講させたいと思い工夫を凝らしたが、突然「Zoomが止まる」という原因不明のトラブルに悩まされることになる。原因究明から解消するまでの半年間、記者の悪戦苦闘について恥を忍んで公開しよう。

リビングのテレビを使ったデュアルモニターを用意

 記者は普段、ノートパソコンと液晶ディスプレーの2画面(デュアルモニター)態勢で快適に仕事をしている。一方、子供が受けるオンライン授業の快適な環境とはどんなものか。オンライン授業の受講に先立ち、塾の先生に相談した。

 先生のアドバイスによれば、デュアルモニターがよいとのこと。先生と板書の映像を少し離れた場所に置いた大きめのモニターに映し、確認テストなどのプリント類を映すモニターは細かい字を読みやすいように手元に置いたほうがよいという。

 そこで我が家で最も大きなディスプレーを搭載したノートパソコンを引っ張り出してきた。東芝の「dynabook T551/58BB」だ。15.6型の液晶ディスプレーを搭載する。いろいろアップグレードしていて、CPUはCore i7-2630QM、メモリーは16GB、無線LANはIEEE 802.11n、OSはWindows 10で、オンライン授業を受けるには十分なスペックだろう。

オンライン授業で使った東芝の「dynabook T551/58BB」
オンライン授業で使った東芝の「dynabook T551/58BB」
撮影:筆者、以下同じ
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 このdynabookを手元のモニターとして使い、先生と板書を映すモニターにはリビングに置いた42型の液晶テレビを使うことにした。テレビの前にテーブルを設置し、テレビと息子との距離を1m以上空けた。先生のアドバイス通りの環境が構築できたはずだ。

息子のオンライン授業のために準備した環境。42型の液晶テレビを使ったデュアルモニター態勢
息子のオンライン授業のために準備した環境。42型の液晶テレビを使ったデュアルモニター態勢
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