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不人気言語だが最高の年収をたたき出したCOBOL

 年収を回答した711人のうち、20人以上がメインに使っていると回答したプログラミング言語を抽出して平均年収を割り出した。いわばプログラミング言語別の年収ランキングである。

最も使っているプログラミング言語と年収の関係。人気言語のPythonをメインに使うエンジニアの年収は平均より低い
最も使っているプログラミング言語と年収の関係。人気言語のPythonをメインに使うエンジニアの年収は平均より低い
回答数が20人以上の言語
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 最も高い年収だったのは「COBOL」をメインに使っているITエンジニアだった。平均年収は741万円だ。不人気言語のCOBOLだが、メインに使っているエンジニアの平均年収は高いことが分かった。

 第2位は「C/C++」で690万円、第3位は「Java」で671万円だった。最近はやりのAI(人工知能)システムやデータ分析システムで使われている「Python」をメインにするエンジニアの平均年収は636万円、利用している人数が217人と最多の「JavaScript」を使っているエンジニアの平均年収は634万円だった。PythonとJavaScriptそれぞれをメインに使っているエンジニアの平均年収は、アンケート全体の平均年収(644万円)より低いという結果だった。

 COBOLを用いたシステムは新規案件が少ない。古い言語なので新たに習う人材もあまりいない。だが、いまだに多くの基幹系システムで動き続けている言語ゆえ、COBOLエンジニアの不足に悩む企業は多い。COBOLエンジニアの平均年収が高くなったのはDX(デジタルトランスフォーメーション)を進める企業がレガシーシステム刷新のため、人材を厚待遇で集めているからではないだろうか。