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ペアリングなしで接続、他のアプリとの連携も簡単設定

 信頼性に若干の不安を覚えたものの、数日後、無事に製品が届いた。梱包されていた箱や、添付されていた説明書にも、新興の中国メーカーの製品にありがちな、あやしげな日本語表記はなく、きちんとした日本語で書かれていた。

 外観は、一枚ガラスの上に4つの電極が取り付けられたもので、なかなか良いデザインだ。筐体の材質は強化ガラスを採用しているようで質感も悪くない(図2)。

図2  Renphoの「体組成計 スマートスケール ES-26P1/P2」
図2  Renphoの「体組成計 スマートスケール ES-26P1/P2」
表面の筐体の材質は強化ガラス。
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 連携するスマホアプリの使い勝手も上々だ。アプリ名は企業名と同じ「RENPHO」。スマホとはBluetoothを使って接続するのだが、体重計とスマホの「ペアリング」は不要だ。アプリを立ち上げて体重計に乗るだけで、計測と計測結果の保存ができる。

 体重以外の数値はアプリのみで確認できる。計測結果は自動的にアプリ内に蓄積され、グラフや数値で変化を確認できるようになっていた。

 外部アプリと連携するための設定も簡単だった。アプリをインストールして最初に立ち上げた際に、記者が使うiPhoneが標準で搭載するヘルスケアアプリに計測結果を反映するかどうかを尋ねるメッセージが表示された。記者がiPhoneに導入していたFitbitのアプリに対しても同様だ。