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 つまりオムロンは、バーチャルで目星を付け、リモートで実際の動きを見るという2段階で顧客に技術やサービス、製品を紹介しようとしている。リモートでは難しい踏み込んだ検証などを行う場合は、リアルに機器を持ち込む。「バーチャル、リモート、リアルを組み合わせ、3密を避けつつソリューション提案を加速させたい」(同社)。

 いつでもどこからでもアクセスできるバーチャルATCだが、実はインターネット上にオープン公開はしていない。同社の営業担当者が“同行”しないと見て回れない仕組みになっている。バーチャルATCの見学を最終的に法人ユーザーへのソリューション販売につなげたいという意図があるからだ。

 バーチャルなのに営業担当者と一緒に回る。ちょっと奇妙な気もするが、リアルかバーチャルかは関係なく、結果を出すには欠かせない仕組みなのかもしれない。