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 工機ホールディングス(東京・港)が2020年10月6日に発売したインパクトドライバー(電動ドライバー)の新製品「WH 36DC」は、使用感をカスタマイズできるのが特徴。「スイッチの遊び」「最低回転数」「最高回転数」「ソフトスタート」「低速域の幅」の5項目をそれぞれ5段階で設定できる。スマートフォンのアプリの画面でスライドバーを動かして調整し、設定値をBluetoothでWH 36DCへ転送する仕組みだ(図1。「これだけのきめ細かい設定をスマホから簡単に実行できる工具はこれまでなかった」(同社)という。

図1 工機ホールディングスのインパクトドライバーの新製品「WH 36DC」
図1 工機ホールディングスのインパクトドライバーの新製品「WH 36DC」
最高回転数やスイッチの遊びといった5項目の操作感を5段階で調整できる。色についても、外観と装飾用金属プレート(手前)の組み合わせで25種類のバリエーションがある。(出所:日経クロステック)
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 例えばスイッチの遊びを大きく、最低回転数を低く、ソフトスタートの度合いを高く(回転数の立ち上がりが穏やか)、低速域の幅を大きく(スイッチを大きく引かないと高速回転にならない)と設定すると安全運転になる。まだインパクトドライバーの扱いに慣れない初心者にとっては、安全運転気味の方が扱いやすく感じるのではないか、というのが取材時に実際に操作してみた感想だ。操作に慣れてきたら、なるべく高速で回す設定に近づけると、それだけ作業効率が高くなる。

* Bluetoothでの通信を受け持つのは本体ではなく、交換式の2次電池。
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