
記者の眼
目次
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「なんであの人が?」、会議の良しあしは呼ぶべき人で決まる
会議改革に挑む企業は多く、筆者も過去に社内プロジェクトに参加した経験がある。例えば「念のために呼んだ方がいい人」は会議に呼ぶべきか。筆者の経験からも、会議には目的を達成するのに必須な人だけを呼ぶに限る。
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ECに破壊される前に自ら壊す、米アパレル企業のショーケース戦略の真髄
無人コンビニの代名詞となった「Amazon Go」に始まり、中国の新型のスーパーマーケットなど、2018年に入って小売店のニュースを目にする機会が増えた。新規プレイヤーがゼロから立ち上げる小売店は、どれも新鮮で目新しい。失うものがない強さを、まざまざと見せられている気分だ。
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キャッシュレス比率89%の記者、現金大国ニッポンを考える
世の中は、キャッシュレスブームだ。試しに自分のキャッシュレス比率を計算してみることにした。結果は、キャッシュレス比率は88.9%。想像以上にキャッシュレスな生活を送っているようだ。
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デジタル民主主義の礎、国の公文書は原則オープンデータにしよう
財務省による決裁文書の改ざんなど、国の公文書管理のずさんさが連日のように発覚している。電子行政やデジタル時代の民主主義を実現するには、国の公文書は原則オープンデータにする必要がある。
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IoT靴下や電動ゆりかご、「赤ちゃんテック」に助けられた話
2017年末、記者の娘が米サンフランシスコ市内の病院で生まれた。それから4カ月。シリコンバレーで育児に励む中で、様々な「赤ちゃんテック」には大いに助けられた。日本の読者には珍しい製品もあると思われるので、いくつか紹介しよう。
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PCを使って「イラッ」とすることありませんか
以前、「PCやスマホでイライラしてませんか?」という特集を掲載した。見出しが共感を呼んだのか、この特集は結構読まれた。記事ではアプリケーションやサービスも含めて様々な利用シーンでの不便について言及しているのだが、読者のみなさんはPCを使っていてイラッとするシーンはないだろうか。
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一発屋では終わらない、デジタル組織の消滅を目指すベネッセ
「今のままだと一発屋で終わってしまう」。ベネッセコーポレーション デジタル開発部の保本尚宏部長は手掛けたデジタル案件がひと段落した後の感想をこのように述べた。多くの企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)を旗印に自らの事業を変革しようと取り組んでいるが、はたして継続できるのか。
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逆襲ののろし「+メッセージ」、大手キャリアが巻き返し
期待の新戦略が空振り続きだった大手キャリア。その逆襲がようやく始まりそうだ。巻き返しのきっかけは2018年5月9日に開始する新サービスの「+メッセージ」。ようやくキャリアならではの強みを生かす戦略が見つかったようだ。
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店員が絶対に商品を売ってくれないスーツ店の裏側
この1年で、10キログラムほど痩せた。スーツがぶかぶかになったので新調しようと、ITを活用したフィッティングサービスをいくつか試したところ、最も心をくすぐられたのはスタートアップのFABRIC TOKYOのサービスだった。訪れた店舗で「スーツを買えない」ところから驚かされた。
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エープリルフールに公開されたサービスに隠されていた恐るべき秘密
米クラウドフレアが2018年4月1日に発表したDNSサービスはエープリルフールのネタではなくきちんとしたサービスだった。しかし、このサービスの裏にはもう一つの顔が隠されていた。
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1枚15円で入力できるのか、年金データ入力ミスに透ける根深い問題
日本年金機構のデータ入力ミスの波紋が広がっている。入力業務の外部委託先であるSAY企画の不手際などから、所得税源泉徴収額の計算を誤り、年金(老齢年金)受給者約14万9000人の支給額に影響があった。委託先の問題が取りざたされるが、筆者はもう少し根本的なところに課題があるとみている。
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AIのダークサイドは防げるか
いま、海外のネット上で有名人の顔を別人の顔に合成した「ディープフェイク」と呼ばれる動画が流行している。動画の作成に使われているのがAIの要素技術であるディープラーニング(深層学習)だ。ディープフェイクはAIがもたらす負の側面、いわばダークサイドを浮き彫りにした。
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ビジネスと学問の場を行き来する人の強さ
大阪ガスで情報通信部ビジネスアナリシスセンター所長を務めていた河本薫氏が、2018年4月1日付で滋賀大学データサイエンス学部の教授に就任した。河本氏に限らず、IT分野のキーパーソンが大学と関わりを持つケースが増えてきたように感じる。
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ご用心!パッケージソフトが「レガシー」に化けると悲惨
レガシーと聞いて多くの人がまず思い浮かべるのはメインフレームのシステムだろう。だが、ERPをはじめとするパッケージソフトもレガシーになる可能性が十分ある。手組みのアプリケーションと異なり、パッケージソフトは中身が見えにくいぶん、レガシーとしてよりタチが悪いとも言える。
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JAL植木会長に学ぶ、システム開発を成功に導く経営トップの心得
日本航空(JAL)が2010年の破綻後、管財人の下でまとめた更生計画のうち、最後まで残っていた「ITシステム刷新」の計画。通称SAKURAプロジェクトの立ち上げを当時の担当役員として起案し、2017年11月のカットオーバーまで経営トップの立場で見守り続けたのが植木義晴社長(現会長)だ。
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1.5億円の身銭で建てたIoTマンション、生活ログだだ漏れでも成功はまだ先
ソフト開発ベンチャーのSELTECHの江川将偉社長は私費の1億5000万円を投じて、都内に3階建て全6戸のIoTマンションを半年かけて新築した。2017年2月から江川社長は家族や社員たちと暮らし始め、生活ログが「ダダ漏れ」の毎日を送っている。
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イーサネットはどこまで速くなるのか?
イーサネットがどのくらい速くなったかご存じだろうか。2017年12月に策定が完了した最新規格「IEEE 802.3bs」は最大伝送速度400Gビット/秒に達した。1983年に策定された最初の標準規格の10Mビット/秒から比べると、4万倍も高速になった。イーサネットはどこまで速くなるのだろうか。そし…
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ひとり情シスとクラウドは相性最悪、大企業のIT部員も納得の理由とは
「面白い男がいて『ひとり情シス』の取り組みを発表するので、聴きに来ないか」。ある学会の会長から誘いを受けて講演を聴いたのが、大手製造業の事業子会社でIT技術者として働く成瀬雅光氏との出会い。その講演内容は「10人いたIT部門が消滅し…」と衝撃的だった。
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「やりづらい上司や顧客とうまくやる方法」を試してみた
「エンジニアの方が“ザ・文系”みたいな人とうまくやっていくために役立つ本を書きました」。知り合いからこんな連絡があった。自分自身、4月から新たな上司に仕えることになり、「やりづらい」関係にならないためにその本を読んでみた。
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なぜ時代の逆をいく小画面・低解像度のスマホ新機種が登場したのか?
少し前のことになるが、最近のトレンドである高精細・大画面とは全く逆を行くSIMフリースマートフォンの新機種が登場した。
日経クロステック Special
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