
記者の眼
目次
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楽天市場でPC購入、自ら味わったネット通販トラブルの闇
2018年5月12日の夜、ネット通販サイトの楽天市場で、人気の超小型ノートPC「GPD Pocket」を注文した。以前から欲しかった。楽天市場で検索すると出品中は8店舗あった。そして最安値の5万8800円に釣られて遂に買ってしまった。ところが、これが全てのトラブルの始まりだった。
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働くママ、あえて上司に「わがまま」を言おう
日本マイクロソフトの開発者イベント「de:code 2018」。基調講演に登壇した、日米マイクロソフトでリーダーを務める女性4人が登壇するセッションを取材した。登壇者の発言が熱を帯びたのは、会場から「短時間勤務の人が、いかに成果を出すべきか」についての質問が出たときだ。
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マイクロソフトで最も偉くなった日本人が見たナデラCEOの4年間
「製品や部門の枠を越えた横断型の取り組みを進めやすくなった」。米マイクロソフトでクラウド+エンタープライズマーケティング担当コーポレートバイスプレジデントを務める沼本健氏は、サティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)が就任してからの4年間を側近として支えてきたうえでこう振り返る。
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Windowsファイル管理のオープンソース化に見るマイクロソフトの覚悟
Windowsのソフトの一部がついにオープンソースとなった。1990年のWindows 3.0から使われているファイル管理ソフト「ファイルマネージャー」だ。古くて新しいソースコード以上に興味深かったのが、開発コミュニティーでの米マイクロソフトの立ち振る舞いだ。
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Tポイントが岐路に、脳裏によぎる「ディレクTV」の過去
CD・DVDレンタルの「TSUTAYA」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が岐路に立っている。主力の共通ポイント事業でファミリーマートが離脱するかもしれないからだ。「Tポイント」の加盟企業で最大規模の顧客と店舗網を抱えるファミマが抜ければ、大きな痛手となる。
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アルバイトからCIO、38歳で社長に――ライトオン川崎氏の挑戦
2018年4月にライトオンの社長に就任した川崎純平氏は38歳。アルバイト、店舗の販売員、そしてCIOの経歴も持つ。決して好調と言えない同社の業績を成長軌道に乗せられるか。
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「Microsoft Azureは射程圏」、日本IBM幹部が自信なワケ
「AWS(Amazon Web Services)の背中は遠いかもしれないが、マイクロソフトのAzureに追い付くのにそう時間はかからない」。日本IBMのある幹部がこう漏らした。その胸算用からは、日本企業のクラウド活用の実態が垣間見える。
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Excelマクロ使いが日本の人手不足を解消する
PCの定型作業を自動化する技術である「RPA」。その活用企業への取材で、Excelのマクロ使いたちが社内普及で活躍していると聞いた。
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キャッシュレス化どころじゃない? カード加盟店に迫る決済停止の悪夢
クレジット決済を規制する割賦販売法(割販法)が、6月1日に8年半ぶりに改正・施行される。主眼はカード情報漏えいと不正使用の防止であり、625万加盟店にセキュリティ対策を義務付けた。だが、法改正の事実さえ周知が行き届いていないのが実情だ。カード決済ができなくなる加盟店が続出する恐れがある。
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公取委が携帯電話市場を問題視、またも本命はiPhoneか
公正取引委員会は携帯電話市場における競争政策上の課題を整理するため、2018年4月から「携帯電話分野に関する意見交換会」を開いている。2016年8月に「携帯電話市場における競争政策上の課題について」と題した報告書を公表しており、今回はこのフォローアップの位置付けとなる。
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20年間に220本書いた「眼」、結論は「見えないものに挑む」
エンジニアは顧客の要望を把握するために苦労する。プロフェッショナルには自分より大きな何かに挑戦する姿勢が求められる。いずれも「見えないものに挑む」ことだ。その力をどう育んだらよいのだろうか。
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眠っていたGoogle Home、Wi-Fiリモコンで復活なるか
2017年10月に発売された「Google Home」を皮切りに、「Amazon Echo」や「LINE Clova」などのスマートスピーカーが登場している。まさにスマートスピーカー時代の到来だ。
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クラウドエンジニアが理解できない、メインフレームのしがらみ
クラウド専業のITベンダーからすれば、堅い服装で、意思決定は遅く、新技術の採用に慎重なユーザー企業と付き合うのはなかなか難しい、との本音を聞く機会も多い。付き合いが難しいのは、クラウド専業のITベンダーは技術を重視するのに対し、ユーザー企業は既存システムのしがらみを重視しているからだ。
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若く見えてはダメ、顔認識AIで成功する企業の秘訣
ディープラーニング(深層学習)の技術を使い、見る、聞く、理解する、話すといった人のような認知機能を実現するクラウドAIサービスの利用が広がっている。米アマゾン ウェブ サービス、米マイクロソフト、米グーグル、米IBMなどの主要なクラウド事業者が提供している。
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「なんであの人が?」、会議の良しあしは呼ぶべき人で決まる
会議改革に挑む企業は多く、筆者も過去に社内プロジェクトに参加した経験がある。例えば「念のために呼んだ方がいい人」は会議に呼ぶべきか。筆者の経験からも、会議には目的を達成するのに必須な人だけを呼ぶに限る。
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ECに破壊される前に自ら壊す、米アパレル企業のショーケース戦略の真髄
無人コンビニの代名詞となった「Amazon Go」に始まり、中国の新型のスーパーマーケットなど、2018年に入って小売店のニュースを目にする機会が増えた。新規プレイヤーがゼロから立ち上げる小売店は、どれも新鮮で目新しい。失うものがない強さを、まざまざと見せられている気分だ。
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キャッシュレス比率89%の記者、現金大国ニッポンを考える
世の中は、キャッシュレスブームだ。試しに自分のキャッシュレス比率を計算してみることにした。結果は、キャッシュレス比率は88.9%。想像以上にキャッシュレスな生活を送っているようだ。
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デジタル民主主義の礎、国の公文書は原則オープンデータにしよう
財務省による決裁文書の改ざんなど、国の公文書管理のずさんさが連日のように発覚している。電子行政やデジタル時代の民主主義を実現するには、国の公文書は原則オープンデータにする必要がある。
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IoT靴下や電動ゆりかご、「赤ちゃんテック」に助けられた話
2017年末、記者の娘が米サンフランシスコ市内の病院で生まれた。それから4カ月。シリコンバレーで育児に励む中で、様々な「赤ちゃんテック」には大いに助けられた。日本の読者には珍しい製品もあると思われるので、いくつか紹介しよう。
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PCを使って「イラッ」とすることありませんか
以前、「PCやスマホでイライラしてませんか?」という特集を掲載した。見出しが共感を呼んだのか、この特集は結構読まれた。記事ではアプリケーションやサービスも含めて様々な利用シーンでの不便について言及しているのだが、読者のみなさんはPCを使っていてイラッとするシーンはないだろうか。
日経クロステック Special
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