
記者の眼
目次
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昆虫嫌いの記者がコオロギ実食、ビル・ゲイツも注目する「昆虫食」に見た可能性
食糧危機の解決策の1つとして、昆虫食が注目を集めている。今回、ある機会で昆虫嫌いの筆者が昆虫食を初めて食べる機会を得た。果たして昆虫食はどのような味がするのかや、日本における昆虫食の歴史などを解説する。
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「おしゃれなグラフを描きたい」、不純な動機で挑戦してみて学んだこと
ある海外のニュースサイトで見かけたおしゃれなグラフ。「自分もこんなグラフを描いてみたい」と不純な動機で挑戦してみた記者だったが、グラフの名前が分からないという壁にぶち当たった。壁を乗り越えていく過程である考えに至った。
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VRで動物に“触れる”技術が登場、触覚技術の発展が生活を豊かに
仮想現実(VR)の世界で架空のキャラクターや乗り物に触れたらどれほど楽しいだろうか――、誰しも1度はこのように考えたことがあるだろう。世の中ではそのような夢の技術の開発が進んでいる。力触覚技術を開発するモーションリブ(川崎市)は実際の動物の感触をデータ化することで、VRで動物に触れられるイベントを…
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新型コロナ5類移行で高まるICTの重要性、尾身分科会長「政府が汗をかくべきだ」
政府は2023年1月27日、新型コロナウイルスの感染症法上の分類について現在の「2類」から同年5月8日に季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行することを決めた。3年にわたって続いた「有事」対応が「平時」に向けて大きく近づいた。今こそICTを活用した感染対策の準備が欠かせない。
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ミリ波利用はほぼゼロ、日本の5G再興に求められる「選択と集中」
日本で5G(第5世代移動通信システム)の商用サービスが始まってから早くも3年が過ぎようとしている。韓国や中国など近隣諸国と比べて日本の5Gの出遅れが指摘される中、特にミリ波帯を使った5G展開の難しさが浮かび上がっている。ミリ波帯で処理されるトラフィック量がほぼゼロであり、ほとんど使われていない実態…
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AliExpressのへそ曲がりな楽しみ方、500GBで956円の激安SSDを買ってみた
筆者はときどき、中国のECサイトである「AliExpress」で買い物をする。理由は端的に言えば安いから。急がずに安く手に入れる手段としてAliExpressを考慮する。ただし怪しい物が売られていることも多々ある。
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「その手があったか」、マツダがPHEVの発電にロータリー
「その手があったか」──。マツダが小型SUV(多目的スポーツ車)「MX-30」のプラグインハイブリッド車(PHEV)を、2023年1月に発表したときの筆者の率直な感想です。同車は燃費規制が厳しい欧州でまず2023年春に発売し、その後、日本にも投入します。「その手」というのは、小型ロータリーエンジン…
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関東大震災から100年の節目に、国は木造住宅の耐震化率の目標見直しを
東京都の推計では、耐震性能が不足している木造住宅が都内には約76万戸ある。新耐震基準の木造住宅は約20万戸で、耐震性能不足の住宅の約26%に達する。東京都はこの約20万戸を耐震診断と耐震改修の助成対象に追加する方針を、2022年12月「TOKYO強靭化プロジェクト」で打ち出した。
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AIで高まる「なりすまし」詐欺の脅威、日本企業は対策に本腰を
「なりすまし」による詐欺メールへの警戒を呼びかけるニュースが相次いでいる。2023年2月1日には経済産業省などが、なりすましによるフィッシング詐欺の対策の強化をクレジットカード会社などに要請した。AI(人工知能)の進化で脅威のレベルも高まっているが、多くの日本企業は対策が遅れている。
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「IoTって何するの?」、素人記者が挑んだファクトリーサイエンティストへの道
「IoT」という言葉はもはや珍しくない。あらゆるモノをインターネットに接続し、情報交換する仕組みのことだ。しかし、「どうすればIoTを実現できるのか」と問われると答えに困る人も多いのではないか。記者はその一人だ。今回直感的にIoTを理解するべく、ファクトリーサイエンティスト協会の講座で工場IoTの…
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SMBCやコマツのFinTech事業が3年で幕引き、試みは失敗だったのか
「やるべきことはかなりやりきったと思うし、良いものができたと考えている」。ランドデータバンク(LDB)の元関係者は、LDBでの経験をこう振り返る。
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データ偽装の発覚を機に無用な検査を廃止、現場の声から見直す「品質不正」
「顧客とフラットな関係を築くべきだ、というのは同感です。難しいんですけどね」。昨年(2022年)、「品質不正」に関する講演をした際のことだ。受講者と名刺を交換する際、ある車載部品メーカーの人にこう言われた。
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「日の丸建設会社」の推進には施工力を伝えるノウハウが不可欠
2023年1月23日に第1回表彰式が都内で開かれた「OCAJIプロジェクト賞」。国内の建設会社が海外で手掛けた建築・土木の施工実績を評価するために、海外建設協会が新しく設けた。この表彰制度を見て、建設会社が持つ施工技術を海外に売り込む難しさを改めて実感した。
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資格取得学習で実感した、リスキリングの強い味方は動画コンテンツ
新たな資格を取得しようとした記者。全く経験のない分野の学習に困っていた記者を救ったのは意外なコンテンツだった。
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EV人材は奪い合い?クルマの技術展示会に転職サービス
先日、自動車技術の展示会「第15回オートモーティブワールド」(2023年1月25~27日、東京ビッグサイト)を取材していて、ある展示に目が留まった。転職サービスを手掛けるビズリーチ(東京・渋谷)のブースである。
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個人情報保護法はプライバシーを守るか?防犯カメラ顔識別報告書が示した意義とは
カメラ画像による顔識別といったデジタル技術の発展や、ネットを介したデータの流通や活用が増え、プライバシーや個人情報が絡む領域は拡大している。こうした中、個人情報保護法がプライバシー保護に踏み込む兆しが出てきた。
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ラスベガスで不思議体験「イーロン・マスクの地下交通システム」
いかにもラスベガスらしい、ド派手なピンク色の地下空間。そこで記者を乗せた米Tesla(テスラ)のEV(電気自動車)「Model Y」は、ゆっくりと狭いトンネルに入っていった。
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熊本城復旧の長期化で懸念されること
2016年の熊本地震で被災した熊本城の復旧工事の完了は、当初の計画よりも15年遅れ、52年度になる予定だ。大西一史熊本市長が22年11月22日の会見で発表した。市はさらに12月7日に開いた熊本城復旧基本計画検証委員会の第2回会合で詳細を明らかにした。
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業務システムは「船団」型に、SaaSが変える情シスの在り方
「小舟を組み合わせている」。丸亀製麺などの飲食店を展開するトリドールホールディングス(HD)の磯村康典執行役員CIO(最高情報責任者)兼CTO(最高技術責任者)BT本部長は複数のSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)を組み合わせた同社の業務システムの「つくり」についてこう表現する。
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CO2回収装置は大規模集中か小型分散か、ムーンショット成果報告で考えた
大気の濃度の低いCO2をいかに効率的に回収し、価値のある資源に変換するか――。それぞれのプロジェクトが独創的な発想のもと描く将来像は、どれも野心的だった。ところが今、社会実装を見据えた”ある問題”で議論が揺れている。
日経クロステック Special
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