
記者の眼
目次
-
普及期を迎えた400Gビットイーサ規格、様々な仕様の背景にハイパースケーラーの影
大量のトラフィックが集中するデータセンターやISPのバックボーンネットワークなどにおいて400ギガビットイーサネット(GbE)が普及期を迎えている。様々な規格が策定されている背景には、超大型データセンターを運営するハイパースケーラーの強い需要がある。
-
ソニーが目指す次世代エンタメ、狙うは“においのスピーカー”
スピーカーが発する音のように、においを空間と時間で制御するーー。こんな技術を、ソニーが2022年12月初旬に開催した、社内向けの技術交換会「STEF(Sony Technology Exchange Fair)」で披露した。
-
「学ばない日本人」にリスキリングを浸透させるには
IT企業をはじめさまざまな企業が急ピッチで育成に取り組んでいる。学びの手厚い施策に「企業は本気だ。社員は学べるしいいことずくめだ」と心強く思っていたところ、異なる視点を認識するに至った。
-
グローバルインターネットは終わり、「ブロック」化が進むのか
2022年12月発行の「通信地政学2030」(日経BP)を執筆するに当たり、国内外の文献を数多く参照した。最もインパクトがあったのは、米外交問題評議会(CFR)の報告書「サイバー空間の現実を直視する―断片化したインターネットのための外交政策」である。
-
繰り返す公共事業の費用増大、「想定外」なら仕方ないのか
小さく産んで大きく育てる――。費用が膨れがちな公共事業に対して、昔から皮肉を込めて語られてきた言葉だ。事業の開始当初に見積もった事業費など当てにならず、途中でどんどん増大。最終的に何倍にも膨れ上がったケースは珍しくない。最近も相次いで、大型プロジェクトの事業費増大が報じられている。
-
あるべき育成の姿とは、W杯観戦しながらはやりの「DX人材」について考えてみた
企業が自社で育成プログラムを整備し、DX(デジタルトランスフォーメーション)をリード・実行する人材を養成する動きが盛んだ。「DX人財育成」や「全社員DX」という言葉が目に見えて増えたほか、総合商社からメーカーまで幅広く人材の育成を進めている。
-
SDGsをテーマにしたアウディ日本法人のユニークな取り組み
ドイツAudi(アウディ)の日本法人であるアウディジャパン(東京・品川)が、「SDGs(持続可能な開発目標)」や「脱炭素」などをテーマにしたユニークな取材会を行っています。循環型社会の構築に積極的な自治体や、その自治体にある再生可能エネルギー(再エネ)関連施設などを訪問し、地元の自治体や大学の関係…
-
稲盛和夫氏がのこした「反骨の経営者」の系譜、受け継ぐのは誰か
日本の経済界に多大な功績を残した稲盛和夫京セラ名誉会長が2022年8月に90歳で亡くなった。独自の経営手法「アメーバ経営」と「フィロソフィ」を土台に多くの後進を育てる一方、反骨のリーダーとして巨大な独占企業に挑み続けた。その足跡を振り返る。
-
電気の「大動脈」に要注意、工場のBCPに欠かせない地下への視点
「地下に目を向けよう」という話をしたい。工場のBCPの話である。中でも地下に埋設された「高圧ケーブルと特別高圧ケーブル」(以下、高圧・特高ケーブル)の劣化対策についてだ。
-
日本のWeb3推進にブレーキをかけるFTX破綻、過剰な規制を危惧する
FTX破綻の影響はどこまで続くのだろうか。日本国内への影響は少なそうだ。だが、日本が国家戦略と進めるWeb3推進において、各種法規制の進展にブレーキをかけるかもしれない。議論の行方が注目される。
-
国プロ「感情推定社会」が始動、脱ディストピアのカギは匿名性と主体性
感情推定/操作技術の普及を目指す国家プロジェクトが始動した。2050年の社会を目指した「ムーンショット目標9:2050年までに、こころの安らぎや活力を増大することで、精神的に豊かで躍動的な社会の実現」だ。
-
DXの一丁目一番地は「AI」、技術を整理してそう考えた根拠
DX(デジタルトランスフォーメーション)の解釈はいまだに定まっていないように感じる。そこでDXとは何かを改めて考え、技術を整理し、一丁目一番地を考えてみた。
-
エンジン始動に一苦労、25歳若手記者が64年前の旧車を所有して感じたこと
「祖父の残した旧車に乗ってみないか」。突然、叔父が放った一言ですべては始まった。運転の楽しい車を探していた筆者は「面白そう」と思い、その旧車を譲り受けることにした。それから始まった旧車との生活。それは、最近の車に乗り慣れている筆者には驚きの連続だった。
-
余った生コンは誰のもの?「暗黙の了解」がはびこる建設業界にメスを
建設現場に運ばれた生コンクリートの一部が使われずに廃棄されている。合計すると、東京ドーム2~4個分に相当するコンクリートが無駄になっている。
-
“国際的正解”率わずか3.6%、残念でもったいない日本の見積もり作法
「日本のものづくりのコストは高い」との思い込みが続いていないだろうか。「海外企業から見積もりを取ると、相変わらず安い」という指摘はあるかもしれない。しかし日本企業の出す見積書と、海外企業のそれは基準が大きく異なる。
-
「AIに仕事を奪われる」という言葉の本当の意味を考えた
AI(人工知能)の進歩により無くなる仕事が度々話題になる。一方でコミュニケーションやクリエイティブが必要な業務は代替が難しいとされてきたように思うが、本当にそうだろうか。あらゆる作業やスキルはAIに代替されうると認識し、将来を謙虚に見つめ直すべきだ。
-
原子力ルネサンス再来の兆しも、足元揺らぐ日本の原子力産業
原子力発電を再評価する風潮がにわかに高まってきた。ロシアによるウクライナ侵攻でエネルギー調達リスクが高まっているのに加え、2050年にカーボンニュートラルを達成するための安定電源として再認識され始めている。
-
建材ロスが後ろめたいなら“余剰建材”を買ってみよう
建設現場で見た建材ロスに違和感を持ち続け、意匠設計者からスタートアップ企業の経営者に転身した若者がいる。余剰建材のレスキューとアウトレット建材の販売などを手掛けるHUB&STOCKの豊田訓平代表取締役社長だ。
-
システムの「半死」状態再現、JCBが挑むIT版避難訓練の勘所
「多くの企業がオフィス火災の避難訓練を実施しているが、ITの避難訓練をしている企業は少ない」。動画配信サービスの米Netflix(ネットフリックス)で、過去にシステムのアーキテクトを務めたことがある人物の言葉だ。
-
「失敗しないDX人材育成」の7つの工夫はどうまとめたか、記事づくりの裏側を紹介
「失敗しないDX人材育成」という特集記事を担当し、大手企業10社への取材を基に、「自律・成長を促す全体設計に」など7つの工夫にまとめて紹介した。今回は、筆者がこの記事をどんな視点でまとめたのかを紹介する。
日経クロステック Special
What's New
- 【動画】DXでビジネス変革、業務効率化
- ゼロトラスト実現への道を徹底解説!
- 採用と生産性向上に効く最新PCの選び方
- アジャイル開発≫「PoC止まり」の原因は
- 建設業界が注目するスタートアップ登場
- 1台から可能なクライアントセキュリティ
- DX≫顧客に伴走するITベンダーに聞く
- 柔軟で強力なITインフラの構築を支援する
- 言語理解AIは新フェーズへ≫専門家に訊く
- サポート終了リスクは「経験知」で乗り切る
- サーバー移行前、移行中、移行後すべて安心
- 社会課題解決型スタートアップが未来を開拓
- 大阪の中高併設校がSTEAM教育を推進
- サーバー入札条件に「エコ視点」が増加中?
- サイボウズのパートナー支援プログラムとは
- 中小企業必見、最新IT基盤はNECに訊け
- オンライン会議の困り事とその解決法は
- DX内製化≫必要なリソースをどう確保する
- 倉庫業務を飛躍的に効率化する物流DXとは
- なぜDXは失敗するのか? 問題はその中身
- サーバー更新へ、現環境を知り賢い選択を
- IT環境モダン化を図る中堅・中小企業続々
- PCの更新/管理を「リモート化」する方法
経営
- DX≫顧客に伴走するITベンダーに聞く
- 言語理解AIは新フェーズへ≫専門家に訊く
- サイボウズのパートナー支援プログラムとは
- オンライン会議の困り事とその解決法は
- DX内製化≫必要なリソースをどう確保する
- 倉庫業務を飛躍的に効率化する物流DXとは
- なぜDXは失敗するのか? 問題はその中身
- PCの更新/管理を「リモート化」する方法
- 電子契約化の導入から効果と社内普及
- 日本IBM、パートナー38社に感謝状贈呈
- DX共通インフラを可能にする技術とは?
- 「システム×デザイン思考」でDXを推進
- グローバル企業の必須条件
- Web3事例>長瀬産業、関学の取り組み
- Web3時代のデータは「つなぐ技術」が肝
- SaaS活用で変化するERPのあり方
- SUと企業を結ぶ東京都DXプロジェクト
- 【動画】人間国宝の能楽師が語るメタバース
- 企業のデータ活用を阻む「2つの要因」とは
- デジタルガバメント実現へ、富士通の挑む力