
記者の眼
目次
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会社を辞めようと思うのはどんなときですか
会社を辞めようと思ったのはなぜですか。この質問に対して最初に返ってくるのは、やりがいや人間関係、給与など仕事に直接関係する答えだ。だがさらにヒアリングを重ねると、必ずと言っていいほど仕事以外の要因が影響を与えていることが分かる。
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厚くて重いiPhone XS Max、次こそ薄型軽量化を
2018年9月21日、例年同様、iPhoneの新製品が発売された。「iPhone XS」と「iPhone XS Max」の2機種だ。iPhone XSはiPhone Xの直系進化版。iPhone XS Maxは大型版だ。iPhoneの買い替えで悩ましいのは、二つのサイズのどちらを選ぶかという点だ。
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コードレス電話はIoTを目指す、LTEとの初対決も近い
だいぶ前から、家庭やオフィスで使われているコードレス電話。そのコードレス電話の通信技術を推す人々が、2018年夏から周知活動を大幅に強化している。かつ、ぜひ知ってほしいというポイントの1つはIoT対応だという。
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孤立するデジタル組織、「事業部受け入れ問題」が起こる2つの理由
デジタル推進組織の取り組みについて取材していると、「PoC(Proof of Concept:概念実証)まで進むのだが、その先に行かない」という声がよく聞こえてくる。PoCで効果が出るとわかったのに、事業部に提案しても採用されないというのだ。
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ソニー製品に悶絶、自ら味わったキャッシュレスの落とし穴
キャッシュレスの方法が多様化している。筆者が最も活用しているのは、ソニーのスマートウオッチ「wena wrist(ウェナリスト)」だ。実に便利なデバイスだが、まさかこのソニー製品に悶絶するとは思わなかった。
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神戸で始まったIT調達改革、失敗恐れずスタートアップに任せる意義
地域経済の活性化を託して、起業支援に乗り出す地方自治体が増えている。ただし大半の自治体にとって、スタートアップや中小のベンチャー企業は育成や誘致の対象であっても、行政システムなどITを調達する取引相手としては見ていない。
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経産省の衝撃レポート「2025年の崖」、基幹系システム瓦解の現実味
面白すぎる報告書がある。経済産業省の「DXレポート」だ。DXは今が旬のバズワードだが、バラ色の未来を描いたものではない。トーンは暗い。だから非常に面白い。IT活用における日本企業の経営者の問題点をここまで的確に記した役所の報告書は、今までお目にかかったことはない。
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面倒にもほどがある、パスワードに文字数上限がある理由
パスワードを12文字以上にすれば、必ずしも記号を使う必要はない――。先日、こうした記事を執筆した。おかげさまで多くの読者から反響をいただいたが、その中に記事の痛いところを突く指摘があった。「12文字以上のパスワードが設定できないWebサイトもある」というもので、確かにその通りだ。
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お値段1300億円のポスト「京」、IT業界は今度こそ生かせるか
理化学研究所のスパコン「京」の後継機(通称「ポスト京」)の製造が2019年度にも始まる。富士通がポスト京向けに開発したCPUの仕様を公表し、目標としてきた「消費電力30~40メガワットで京の最大100倍のアプリケーション実効性能」の達成にメドがついた。日本のIT業界はポスト京を生かせるのか。
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「1業種1社」は過去のものか、ドコモと楽天が巻き起こす共通ポイントの地殻変動
業種をまたいで貯めて、商品やサービスの支払いに使える「共通ポイント」に地殻変動が起こっている。これまで加盟店の開拓は「1業種1社」が原則だったが、この暗黙のルールが過去のものとなりつつある。そんな流れを巻き起こしているのは、ポイント以外に収益源を持つNTTドコモや楽天だ。
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イノシシ撃退やダイエット支援、IoTで分かる次の一手
イノシシ撃退やダイエット支援など、少し風変わりなIoT活用事例が増えてきた。現状を把握すれば次の一手が見えてくる。
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DBやセキュリティ製品で乗り換えの兆し、価格への不満が高まる
ユーザー企業は今後、ベンダーを乗り換える動きを加速させそうだ――。顧客満足度調査の結果を分析すると、こんな兆しが見えてきた。
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海賊版サイト問題はなぜこじれたのか、議論すべき2つのこと
「漫画村」「Anitube」など著作権侵害コンテンツを配信する海賊版サイト対策を巡り、出版社とISP(インターネット接続事業者)の対立が先鋭化している。残念だ、と言うほかない。
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貼るSIMに秘められた日本通信の野望、巻き返しなるか
格安スマホの先駆けとして知られる日本通信。足元の業績は厳しく、営業損益は3期連続の赤字だ。そんな同社が巻き返しに向けた取り組みとして自信を見せるのは、FinTechのプラットフォーム事業である。
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Javaではもうからない、新言語を学べ
プログラミング言語と年収の関係を示した「プログラミング言語別年収ランキング2018」をビズリーチが公表した。調査では、1位が「Go」、2位が「Scala」、3位が「Python」という結果だった。
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AWSの大阪ローカルリージョン、知られざる5つの制限
国内の金融機関で進むクラウド活用。この流れを加速させる大きな動きが、Amazon Web Services(AWS)による2018年2月の大阪ローカルリージョン(広域データセンター群)開設だ。AWSのリージョンで「ローカル」と呼ばれるのは大阪のみ。それだけに通常のリージョンと異なる点が大きく5つあ…
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納期前夜に出荷1カ月遅れの通達、メーカーになったゾゾは説明責任を果たせ
スタートトゥデイは、筆者が注文した新商品のスーツとシャツの出荷を約1カ月延期すると、納期前夜になって通達してきた。その企業姿勢が信じられない。
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SAPが認めた3つの失敗、教訓を糧に変貌できるか
「我々は過去、大きな失敗を3つした」。2018年7月、欧州SAPの最高財務責任者(CFO)であるルカ・ムチッチ氏が、日本企業の経営層を前にこう切り出す場面に出くわした。ムチッチ氏の語った3つの失敗とは、長い間イノベーションを起こせなかったこと、クラウドの採用が遅れたこと、そして顧客中心主義になれな…
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ゾゾが挑む女性下着、「ゾゾブラ」への期待と不安
衣料品通販サイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を運営するスタートトゥデイが、PB商品で靴と下着を展開すると発表した。
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仮想通貨で先を走っていた日本、今の停滞はあまりにももったいない
2018年に入り、モンゴルではもう一つの“採掘”が人気になり始めている。コンピュータの計算資源を提供、投入することで、ビットコインなどの仮想通貨を手に入れる。仮想通貨マイニングだ。
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