
記者の眼
目次
-
ドコモと楽天が「幻の握手」、第4のキャリア誕生の知られざる分岐点
楽天は2019年10月、携帯電話事業に参入する。久しぶりの新規参入とあって、料金などの面でNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの既存キャリアと違いを打ち出せるかに注目が集まっている。そんな楽天の携帯参入の遠因とされるのが、3年前のドコモと楽天の「幻の握手」であることはあまり知られていない。
-
程よく疲れるモビリティー、ヤマハ発「立ち乗り3輪EV」の実力
「ウィーーーン」。モーターで駆動するEV(電気自動車)特有の走行音は、ガソリンやディーゼルといった内燃機関車とは違う独特なもの。数年前ならば、EVを見かけたらついつい耳をすましてその走行音を聞いていた。ただ、今や1日あたり10回以上はEVを見かけ、特別感は薄れつつある。
-
年収1000万円の「売れっ子」派遣ITエンジニアが正社員以上に稼げる理由
年収1000万円の派遣ITエンジニアはどんな人なのか取材してみた。
-
リアルだと変われない自分、バーチャルで大変身!
セカンドライフのようなアバター世界、いわゆる「メタバース」が再び実現する兆しを見せている。アバターを自作したり購入したり、アバターでイベントに参加したり。VR技術の発展と組み合わさって、メタバースの可能性が大きく広がってきた。アバターを取り巻く世界の急速な進化は、かつてセカンドライフが果たせなかっ…
-
建設にできることはまだあるかい――「天気の子」雑感
二酸化炭素の排出量削減が不十分なために気候変動が進み、降雨量が大幅に増加した近未来の東京は実際にこうなるのかもしれない――。公開中の新海誠監督のアニメ映画「天気の子」を見て受けた第一印象は「ディストピア」だった。
-
IT部員に加え業務担当者がソフト開発、ディスコ流「うまい内製化」とは
一般企業が講じることができるITの内製化策はせいぜい情報システム部門が自らシステムを開発することだろう。半導体製造装置メーカー、ディスコの取材で「そんな考えは甘い」と思い知らされた。
-
自動運転時代の“裏方”技術「リモート運転」に挑戦!
7月某日、場所は新宿駅前のビル。筆者は「リモート運転」の操縦席に座っていた。目の前には前方・左右を映す3枚の全画面ディスプレー。そこには車通りのない道路が映っている。
-
Libraが「銀行」に挑戦状、見えてきたフェイスブックの狙いとリスク
米フェイスブック(Facebook)が2019年6月18日に公開したデジタル通貨構想「Libra」の本質を探るべく、仮想通貨(暗号資産)の業界関係者や有識者に取材を重ねている。
-
レオパレス問題、「特級建築士」の暴走は防げるか
レオパレス21が設計・施工を手掛けた賃貸集合住宅の施工不備問題が収束しない。同社による全棟調査が進む中で、建築基準法や消防法上の法令違反が次々に見つかっており、建物の是正改修は遅々として進んでいない。様々な問題点が指摘されているが、建築士事務所を管理し技術的事項を統括する立場の管理建築士の存在が見…
-
AI人材を「将棋採用」、対局に勝った人に即内定を出すIT企業の狙い
AI人材の獲得競争が激しさを増す中、ユニークな方法で人材を獲得している会社がある。ITコンサルティングやシステム開発などを手掛けるトリプルアイズだ。将棋に長けた人材を集める「将棋採用」を実施している。
-
対韓輸出管理で考えた、デジタル素材立国・ニッポンの行方
半導体やディスプレーの製造に必要な、いわゆるデジタル素材の対韓輸出管理が、日本と韓国で連日話題になっている。日本政府の措置を契機に、韓国ではこうしたデジタル素材を国産化しようとする気運が盛り上がっているという。
-
「いる資格」「いらない資格」に変化が、DX時代に役立つ本命は?
「どんなIT資格が仕事の役に立つのか」。ここにきてITエンジニアが取得したいと考える資格に変化が起きている。
-
人工クモ糸ベンチャー、「脱クモ糸」の決意
「本物のクモ糸を模倣するフェーズから移行した」――。人工クモ糸の開発で有名なベンチャー企業Spiber(スパイバー)が、最近はクモ糸を前面に押し出さなくなった。
-
危ない民地、「看過できない災害リスク」で問われる国の本気度
全国知事会は2019年7月23日、大雨で浸水する恐れの高い土地の売買時に、そのリスクの説明を不動産会社に義務付けるよう国に求める提言を採択した。宅地建物取引業法の改正を呼び掛けており、今後の国の動向が注目される。
-
20年来の謎が解けた、日本企業のERP導入が軒並み失敗した本当の原因
2000年代前半、「外資系のERPの導入は難易度が高く、失敗するケースが多い」のが常識だった。ところが今、その常識が大きく変わっている。2000年代前半にERP導入が失敗した原因は何だったのだろうか。
-
車体の下の様子が分かる、ランドローバーの世界初技術を体験
2019年7月5日、神奈川県の某所で開催された英ジャガー・ランドローバー(Jaguar Land Rover、JLR)グループの新型SUV(多目的スポーツ車)「レンジローバーイヴォーク(Range Rover Evoque)」の試乗会に参加してきました。新型イヴォークには、世界初やJLRグループ初…
-
グーグル、MS、AWSがここでも存在感、IC設計の国際イベントに3つの変化
DAC(Design Automation Conference)というエレクトロニクスや半導体の設計の国際イベントをご存じだろうか。Wikipediaによれば、1964年に始まり、おおむね年1回のペースで米国で開催されている。2019年はラスベガスで第56回大会が開かれた。半世紀以上続いている。
-
地震リスクが分からない地盤調査なんて
2018年の北海道胆振東部地震と16年の熊本地震で、住宅が不同沈下した建て主たちは、住宅会社などへの強い怒りを抱えていた。いずれも、築年数が1年未満~14年と築浅の住宅になる。建て主たちの怒りを強くしているのは、地震で宅地が被災することに対する住宅会社などの危機意識の低さだ。
-
AWS採用を決めた日本政府、次はデジタル課税の議論を加速できるか
筆者は、政府が2020年10月の運用予定の「政府共通プラットフォーム」に米アマゾン・ウェブ・サービスのクラウドサービス「Amazon Web Services(AWS)」を採用する方針を伝える記事をまとめた。
-
爪に載る電池レスセンサー、使ったら見えた「未来」
IoT機器でよく問題となるのが、「電池」と「通信」だ。「トリリオンセンサー」のようなバラマキセンシングではなおさらだ。従来であれば、さらに「耐用年数」や「安全性」「精度」といった課題が加わり、センサーがなかなか実用化しないケースが多く見られた。最近ではIoTの概念やPoC(Proof of Con…
日経クロステック Special
What's New
- 【動画】DXでビジネス変革、業務効率化
- 製造業DXの先進企業に学ぶ課題解決の打開策とは
- ゼロトラスト実現への道を徹底解説!
- 採用と生産性向上に効く最新PCの選び方
- アジャイル開発≫「PoC止まり」の原因は
- 建設業界が注目するスタートアップ登場
- 1台から可能なクライアントセキュリティ
- DX≫顧客に伴走するITベンダーに聞く
- 柔軟で強力なITインフラの構築を支援する
- 言語理解AIは新フェーズへ≫専門家に訊く
- サポート終了リスクは「経験知」で乗り切る
- サーバー移行前、移行中、移行後すべて安心
- 社会課題解決型スタートアップが未来を開拓
- 大阪の中高併設校がSTEAM教育を推進
- サーバー入札条件に「エコ視点」が増加中?
- サイボウズのパートナー支援プログラムとは
- 中小企業必見、最新IT基盤はNECに訊け
- オンライン会議の困り事とその解決法は
- DX内製化≫必要なリソースをどう確保する
- 倉庫業務を飛躍的に効率化する物流DXとは
- なぜDXは失敗するのか? 問題はその中身
- サーバー更新へ、現環境を知り賢い選択を
- IT環境モダン化を図る中堅・中小企業続々
- PCの更新/管理を「リモート化」する方法
経営
- 製造業DXの先進企業に学ぶ課題解決の打開策とは
- DX≫顧客に伴走するITベンダーに聞く
- 言語理解AIは新フェーズへ≫専門家に訊く
- サイボウズのパートナー支援プログラムとは
- オンライン会議の困り事とその解決法は
- DX内製化≫必要なリソースをどう確保する
- 倉庫業務を飛躍的に効率化する物流DXとは
- なぜDXは失敗するのか? 問題はその中身
- PCの更新/管理を「リモート化」する方法
- 電子契約化の導入から効果と社内普及
- 日本IBM、パートナー38社に感謝状贈呈
- DX共通インフラを可能にする技術とは?
- グローバル企業の必須条件
- SaaS活用で変化するERPのあり方
- 企業のデータ活用を阻む「2つの要因」とは
- デジタルガバメント実現へ、富士通の挑む力