全3281文字
PR

複数の静止画や動画を自動生成

 「Single Take」と呼ぶ機能も搭載。シャッターを押しながら、本体を動かして最短で3秒間、最長で10秒間撮影すると、複数種類の静止画と動画を自動で生成する。例えば、モノクロなどのエフェクトを施したり、画角を変えたりする。1撮影で、「最大12種類の映像(静止画と動画)を生成できる」(説明員)という。この機能によって、ユーザーが複数回撮影する負担を軽減できる。

「Single Take」を試した結果
「Single Take」を試した結果
複数種類の静止画と動画を自動で生成する。(撮影:日経クロステック)
[画像のクリックで拡大表示]

 カメラ機能の他に、例えばゲーム機能を強化した。120フレーム/秒のゲーム映像の表示を可能にした。ゲーム業界では、滑らかな表示が可能な、高いフレーム速度が好まれる傾向にある。

 ゲームでは米マイクロソフト(Microsoft)と提携。同社のレースゲーム「Forza Street」を「Galaxy Store」を通じて提供する。マイクロソフトが提供予定のクラウドゲームサービスへ対応することも視野に入れている。

ゲーム分野でマイクロソフトと提携
ゲーム分野でマイクロソフトと提携
(撮影:日経クロステック)
[画像のクリックで拡大表示]

 サムスン電子は以前、ソニーグループに対抗するかたちで、スマートフォンやスマートテレビなどで自前のゲームプラットフォームの構築を模索していた。そんな方針を転換し、マイクロソフトと手を組んだようだ。

 マイクロソフトにとっても、サムスン電子とタッグを組む意味は大きい。現在ゲーム業界では、ゲーム機の販売台数よりも、オンラインを通じてゲームプラットフォームを利用する「アクティブユーザー」の数が、プラットフォームの成否を握ると言われる。それだけに、サムスン電子と組むことは、マイクロソフトにとってアクティブユーザー増加の契機になりそうだ。