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 韓国サムスン電子(Samsung Electronics)は、米サンフランシスコで2020年2月11日(現地時間)に開催した発表会で、新しいスマートフォンを発表した。大きく2つある。1つは、折り畳み型スマホの新型機「Galaxy Z Flip」。もう1つは5G対応機の「Galaxy S20」シリーズである。前者は、折り畳み型スマホの「弱点」克服に向けた新技術を搭載し、後者はカメラ機能を大幅に強化した。発表会後、同年2月24日から開催予定だったモバイル業界の世界最大級のイベント「MWC Barcelona 2020」が新型肺炎の影響で中止になった。そのため、モバイル業界にとって、同社の発表会はこれまで以上に大きな意味を持った。

 折り畳み型スマホの弱点とは、重さと価格、そして折り畳み部分の信頼性である。Z Flipは、前機種の「Galaxy Fold」に比べて軽く、かつ価格も安い。Foldは重さ276gで価格は1980米ドルと、スマホの中では重くて高価な品種だった。これに対してZ Flipは183gで1380米ドルと、重さ、価格、ともに3割ほど削減した。

折り畳みスマホの新型「Galaxy Z Flip」を発表
折り畳みスマホの新型「Galaxy Z Flip」を発表
(撮影:日経クロステック)
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 一昔前のスマートフォンならこれでも高価だと感じるが、現行のスマートフォンでは1400米ドル前後の機種は珍しくない。例えばS20シリーズの高級機種「Galaxy S20 Ultra」は性能は異なるものの、ストレージが128Gバイトのモデルの場合で価格は約1400米ドルとほぼ同額である。

発表会後の体験会で展示された「Galaxy Z Flip」
発表会後の体験会で展示された「Galaxy Z Flip」
(撮影:日経クロステック)
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