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仕組みを変えるか、ドアカットか

 12両化に合わせたホーム延長の準備は素人目で確認できない。御茶ノ水駅の東京方は総武線側が上り勾配、中央線が下り勾配で、現状でも大きな段差があり、この付近での延伸は難しい。

総武線が中央線をオーバークロスする御茶ノ水駅東端部分(撮影:大野 雅人)
総武線が中央線をオーバークロスする御茶ノ水駅東端部分(撮影:大野 雅人)
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ホーム直上にコンコースを造る改良工事が進む御茶ノ水駅(撮影:大野 雅人)
ホーム直上にコンコースを造る改良工事が進む御茶ノ水駅(撮影:大野 雅人)
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御茶ノ水駅改良工事の完成イメージ(出所:JR東日本)
御茶ノ水駅改良工事の完成イメージ(出所:JR東日本)
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 吉祥寺駅の新宿方のように、商業施設と結ばれる東口への階段が立ちはだかる駅もある。高架化が完了した中央線各駅のホームを見ても、ほとんどが10両の有効長でつくっている。

 ハードルの高い中央線グリーン車導入計画。12両化で地上や車両、制御、信号などで大改造が要るようだ。

新小金井街道の上を行く中央線快速電車。地上の旧武蔵小金井電車区には黄色い帯の総武線車両も見える(撮影:大野 雅人)
新小金井街道の上を行く中央線快速電車。地上の旧武蔵小金井電車区には黄色い帯の総武線車両も見える(撮影:大野 雅人)
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 従来のグリーン車サービスを一変させるプランもあるか。例えば、東海道線や常磐線などの首都圏普通列車グリーン車が止まる駅にあるような券売機も、IoT化などで設置不要の時代も近いうちやってくるかもしれない。

 また、12両化に合わせた地上側の改良を最小限に抑え、前後1両の乗降ドアを開閉させない(ドアカット、締切)という手も構想にあるか。

 中央線のすぐ南を並走する京王線では、ロング・クロス座席転換タイプ新型車5000系を導入し、有料座席指定列車が3月から走り出す。後手のJR東日本は、次の一手をどう打つか。

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