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 リニア中央新幹線の建設工事を巡る談合事件で、東京地検特捜部は3月2日、鹿島の土木営業本部の元副本部長と大成建設の元常務執行役員を独占禁止法違反の容疑で逮捕した。両社と大林組、清水建設の大手建設会社4社は、不正に受注調整していた疑いで捜査を受けていた。

リニア中央新幹線の名城非常口(名古屋市)の建設現場(撮影:日経コンストラクション)
リニア中央新幹線の名城非常口(名古屋市)の建設現場(撮影:日経コンストラクション)
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 容疑は2014年から15年ごろにかけて、大手4社でJR東海が発注する品川駅と名古屋駅のターミナル駅新設工事の受注者を話し合いで決定し、公正な競争を妨げたこと。鹿島と大成建設は、大手4社の間で情報交換をしていたことは認めているが、違法な受注調整は否定していると報じられている。一方、大林組と清水建設は課徴金減免制度の適用を申請し、受注調整を認めているとみられる。