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 静岡県富士市は、2020年東京五輪の関連工事で発生したとみられる土砂の悪質な埋め立てが富士山麓で相次いでいることを受け、「非常事態」を宣言した。

 土砂の埋め立てなどに関する市条例に違反した事業者には、刑事告発も視野に厳しい対応で臨む。小長井義正市長が12月14日の定例会見で明らかにした。

 建設残土の埋め立てに対し、自治体が非常事態を宣言するのは極めて異例。富士市は、問題の深刻さを市内外に広く訴え、悪質な事業者をけん制する。

静岡県富士市に無許可で搬入された大量の土砂(写真:富士市)
静岡県富士市に無許可で搬入された大量の土砂(写真:富士市)
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無許可で埋め立てをした事業者は市の中止命令後も作業を続けている(写真:富士市)
無許可で埋め立てをした事業者は市の中止命令後も作業を続けている(写真:富士市)
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