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削減した点検費用は修繕費に

 市は14年度からの5年間で総額1億3000万円を費やし、建設コンサルタント会社などへの委託を通じて、市管理の橋を一通り点検した。今後、市の職員がドローンを操作して直轄で点検する予定だ。委託料などを今後5年間で計4000万~5000万円減らせると見込んでいる。市道路整備課の担当者は、「点検費用を削減した分は、今後必要となる橋の修繕費に回したい」と話す。

ドローンで点検中の滝原橋。1978年に完成した橋長53mのトラス橋だ。2015年に近接目視で点検した際の健全度はIIだった(写真:君津市)
ドローンで点検中の滝原橋。1978年に完成した橋長53mのトラス橋だ。2015年に近接目視で点検した際の健全度はIIだった(写真:君津市)
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 橋の診断も職員で賄う予定だ。道路の修繕や維持管理を担当する道路保全係の人数は5人。これまで点検や診断の民間資格を取得して技術力の向上に努めてきた。ドローンの活用は、民間事業者が発行するドローンの操縦資格を18年に取得した道路保全係の職員の提案で実現した。

 1度の飛行で撮影する映像のデータ量は数ギガバイトに及ぶ。市のサーバーは保管できる量に限りがあるので、実証実験では撮影結果の保存方法も検討する。

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