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 大成建設と新潟精機(新潟県三条市)は、建設工事の計測に適した小型・軽量のスチール製メジャー「くるくるメジャー」を開発した。重量は、一般的なメジャーの3分の1程度で数十グラム。施工状況の撮影に適応するよう、目盛りや仕様を工夫している。

カラフルなスライドパーツが特徴的な「くるくるメジャー」。スライドパーツはポリカーボネート製で、裏面にはマグネットが付いている。計測する対象物に合わせて任意にスライドさせ、固定できる(写真:大成建設)
カラフルなスライドパーツが特徴的な「くるくるメジャー」。スライドパーツはポリカーボネート製で、裏面にはマグネットが付いている。計測する対象物に合わせて任意にスライドさせ、固定できる(写真:大成建設)
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 くるくるメジャーは、メジャーを収納するケース部をなくす代わりに、ポリカーボネート製の「スライドパーツ」(つかみ部分)を採用することで大幅な軽量化を実現した。

一般的なコンベックス(奥)との比較。収納ケース部をなくすことで、従来品の約3分の1以下という大幅な軽量化を実現した(写真:大成建設)
一般的なコンベックス(奥)との比較。収納ケース部をなくすことで、従来品の約3分の1以下という大幅な軽量化を実現した(写真:大成建設)
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 計測時は対象物の長さに合わせ、スライドパーツを任意の位置に動かし固定して使用する。収納時は2つのスライドパーツを並べ、メジャーを手動でまるめて収納する。

メジャーの収納時(左)と計測時(右)。手動で収納する(写真:大成建設)
メジャーの収納時(左)と計測時(右)。手動で収納する(写真:大成建設)
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 スライドパーツの裏面にはマグネットを取り付けているため、鉄筋などの対象物に固定して計測できる。寸法を測るコンベックスの用途以外に、鉄筋の割り付け間隔の確認に使う折り尺の代わりにもなる。くるくるメジャー2台を十字に組み合わせれば、配筋の出来形確認の撮影にも使える。

鉄筋の割り付けの間隔を撮影する際、従来のメジャーでは、鉄筋に沿わせて固定するのが難しかった(左)。「くるくるメジャー」はスライドパーツの裏面のマグネットで、鉄筋に直接取り付けられる。右の写真のように、2台を組み合わせて使うことも可能だ(写真:大成建設)
鉄筋の割り付けの間隔を撮影する際、従来のメジャーでは、鉄筋に沿わせて固定するのが難しかった(左)。「くるくるメジャー」はスライドパーツの裏面のマグネットで、鉄筋に直接取り付けられる。右の写真のように、2台を組み合わせて使うことも可能だ(写真:大成建設)
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