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 新型コロナウイルスがインフラツーリズムにも打撃を与え始めた。国土交通省は感染拡大を防ぐため、同省が管理するダムや公園などで施設の利用を一時中止している。

 特に大規模に展開しているのが、感染者の急増で「非常事態宣言」が出された北海道内だ。国交省北海道開発局は2020年3月15日まで、夕張シューパロダム(夕張市)や新桂沢ダム(三笠市)など、同局が管理・建設しているダム19カ所で「ダムカード」の配布を取りやめた。

国土交通省北海道開発局が2020年3月15日まで「ダムカード」の配布を休止した夕張シューパロダム(北海道夕張市)の全景(写真:国土交通省北海道開発局)
国土交通省北海道開発局が2020年3月15日まで「ダムカード」の配布を休止した夕張シューパロダム(北海道夕張市)の全景(写真:国土交通省北海道開発局)
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 同局はこれまで、各管理支所などでダムの写真や諸元を載せたカードを来訪者に無料で配布。現地を訪れないと入手できない貴重なカードとして、観光客の人気を集めてきた。しかし、政府が2月25日に公表した「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」を受け、28日午後からカードの配布をストップした。

国土交通省北海道開発局が配布している「ダムカード」(資料:国土交通省北海道開発局)
国土交通省北海道開発局が配布している「ダムカード」(資料:国土交通省北海道開発局)
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国土交通省北海道開発局が「ダムカード」の配布を休止しているダム(資料:国土交通省北海道開発局)
国土交通省北海道開発局が「ダムカード」の配布を休止しているダム(資料:国土交通省北海道開発局)
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 28日午前には、赤羽一嘉国交相が会見を開き、建設現場での感染拡大防止を目的に、受注者の意向を確認したうえで3月15日まで直轄工事などを一時中止することを表明している。北海道開発局のダムカードの配布休止も、そうした取り組みと足並みをそろえる。

 北海道の発表によると、道内で確認された新型コロナウイルスの感染者は、3月1日時点で72人。都道府県では最も多い。鈴木直道知事は道内での感染拡大を受け、2月28日に非常事態を宣言。3月19日までの3週間、不特定多数が集まる場所への外出を控えるよう道民に呼び掛けた。

北海道の「緊急事態宣言」。2020年2月28日から3月19日まで不特定多数が集まる場所への外出を控えるよう呼び掛けている(資料:北海道)
北海道の「緊急事態宣言」。2020年2月28日から3月19日まで不特定多数が集まる場所への外出を控えるよう呼び掛けている(資料:北海道)
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