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 広島県福山市を走る国道2号で2021年3月31日、歩道が約6m×約2mにわたって陥没した。けが人はいなかった。事故の直前、地下に排水管を敷設するために歩道のすぐそばで掘削していたたて坑に土砂が流入しており、県は事故に何らかの関連があるとみている。掘削工事の施工者は宮田建設で、直径約8mの到達たて坑をライナープレート工法で掘削し、事故当時は深さ約11.5mまで掘り進めていた。

国道2号の歩道陥没現場の様子(写真:広島県)
国道2号の歩道陥没現場の様子(写真:広島県)
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 掘削中のたて坑内部の歩道側で、土留めのためのライナープレートが未施工の下部から濁水が流入し、水位が上昇した。同じ頃に国道南側の歩道で深さ1.2mの陥没が発生した。掘削工事の発注者である広島県は歩道陥没の原因について、掘削したたて坑に土砂が流れ込んだためと推定している。

 排水管の工事は20年3月31日からで、国道の北側を流れる福川から南側を流れる瀬戸川への排水能力を高めるために、内径2mのコンクリート管を国道と交差するように地下に敷設する工事を進めていた。土かぶりは8.5m。福川沿いの発進たて坑の掘削は終えており、異状はなかった。

土砂の浸入から約10分後のたて坑の様子(写真:広島県)
土砂の浸入から約10分後のたて坑の様子(写真:広島県)
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