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 秋田県の佐竹敬久知事は、新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的に県境の観光道路を閉鎖する意向を示したものの、道路法で認められないと知って一部断念した。対象道路の1つは、引き続き通行を認める。

秋田県の佐竹敬久知事(写真:秋田県)
秋田県の佐竹敬久知事(写真:秋田県)
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 佐竹知事は2021年4月22日、岩手県境の八幡平アスピーテラインと山形県境の鳥海ブルーラインの2つの県道を4月下旬から5月上旬にかけての大型連休中に閉鎖する考えを明らかにした。

 アスピーテライン、ブルーラインともに、高さ数メートルに及ぶ沿道の「雪の壁」が人気の観光道路だ。いずれも11月上旬から冬季閉鎖を実施。翌年の大型連休前の4月中旬から下旬にかけて解除するケースが多い。

 秋田県では、4月に入って新型コロナの感染が拡大。4月12日に、5段階の感染警戒レベルを2(強い注意喚起)から3(協力要請)へ引き上げた。感染は主に「県外由来」とみて、他県との往来の自粛を呼び掛けている。

 大型連休中には、アスピーテラインやブルーラインを通って、県外から多くの観光客が訪れる可能性がある。佐竹知事は、県が管理する2つの観光道路を閉鎖すれば、感染拡大の抑制につながると考えた。