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 大手建設コンサルタント会社の長大は2021年10月1日、持ち株会社の「人・夢・技術グループ」を設立した。事業会社の長大は持ち株会社の完全子会社となり、上場を廃止した。今後、長大子会社の基礎地盤コンサルタンツ(東京・江東)や長大テック(東京・中央)、順風路(東京・豊島)などを、持ち株会社の子会社として再編する。

人・夢・技術グループの設立について記者会見する永冶泰司社長(中央)。左は柳浦良行副社長、右は野本昌弘副社長(写真:日経クロステック)
人・夢・技術グループの設立について記者会見する永冶泰司社長(中央)。左は柳浦良行副社長、右は野本昌弘副社長(写真:日経クロステック)
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 人・夢・技術グループの社長には、長大の永冶泰司社長が就任。副社長には、長大の野本昌弘・専務執行役員海外事業本部長と基礎地盤コンサルタンツの柳浦良行社長がそれぞれ就いた。

 同日に開いた会見で、永冶社長は「重要課題である国土強靱化や地方活性化の事業を加速するため、多くの仲間を呼び込みたい」と、持ち株会社設立の狙いを述べた。

 長大のままでは、同社が得意とする橋梁設計のイメージが強いため、橋梁になじみのない会社では、その傘下に入ることに抵抗感を抱く恐れがある。そこで、受け皿として持ち株会社を設立したという。社名には「長大」を入れず、同社が以前から使っているコーポレートメッセージの「人・夢・技術」を採用した。

 人・夢・技術グループは、東京都中央区にある長大本社と同じビル内に置く。社員は58人で、そのうち9割が長大、1割が基礎地盤コンサルタンツからの出向者で構成する。長大の経営企画本部などを移管した。

人・夢・技術グループのホームページ(資料:人・夢・技術グループ)
人・夢・技術グループのホームページ(資料:人・夢・技術グループ)
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