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 リニア中央新幹線日吉トンネル(岐阜県瑞浪市)の建設工事で発生した土砂に産業廃棄物とみられるコンクリート片が混入していた。吹き付けコンクリートの破片が入り込んだ可能性があるという。岐阜県が2021年10月27日に発表した。

岐阜県の公表資料の一部(写真:日経クロステック)
岐阜県の公表資料の一部(写真:日経クロステック)
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 土砂の発生源は、日吉トンネルの南垣外工区だ。工区の長さは約7.4km。清水建設・大日本土木・青木あすなろ建設JVが16年6月24日から26年9月30日までの工期で施工している。

 工事で発生した土砂は、県の「埋立て等の規制に関する条例」に基づき、特定の処分場に搬入する。県から委託を受けた民間検査機関は、土砂に混入した産業廃棄物の有無などを年に1回の頻度で検査する。処分場から採取した土砂を調べたところ、4個のコンクリート片を発見した。

 今回の検査は21年9月29日から実施した。18年から実施してきた過去3回の検査では、混入物は確認されなかった。

岐阜県の対応の経緯。岐阜県の資料を基に日経クロステックが作成
岐阜県の対応の経緯。岐阜県の資料を基に日経クロステックが作成
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