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 西日本高速道路会社が整備中の新名神高速道路のうち、大津JCT(ジャンクション)─城陽JCT・IC(インターチェンジ)間が、これまでの予定から1年延びて2024年度に開通する見通しとなった。橋梁工事の現場で生じた想定外の湧水や用地取得の遅れなどが原因だ。同社が21年12月27日に発表した。

新名神高速大戸川橋の工事現場。2021年11月に撮影(写真:西日本高速道路会社)
新名神高速大戸川橋の工事現場。2021年11月に撮影(写真:西日本高速道路会社)
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 23年度末と予定していた八幡京田辺JCT・IC─高槻JCT・IC間の開通時期も見直す考え。新名神高速は全線開通の時期を見通せない状況だ。

■関西の新名神には整備中の未開通区間が2カ所残る
■関西の新名神には整備中の未開通区間が2カ所残る
湧水などの影響で工事が遅れているのは大津JCT─城陽JCT・IC間。八幡京田辺JCT・IC─高槻JCT・IC間も用地取得の遅れなどで2023年度末の開通が困難になっており、西日本高速道路会社は開通時期を見直す。西日本高速の資料を基に日経クロステックが作成
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 四日市JCTと神戸JCTを結ぶ新名神高速の延長は、連絡路を含めて約160km。中日本高速道路会社と西日本高速が管理を分担する。工事中の未開通区間はいずれも西日本高速の管轄だ。同社は21年12月27日、5887億円の事業費を投じている大津JCT─城陽JCT・IC間(延長25.1km)の工事の進捗状況を、国土交通省や沿線自治体との連絡調整会議に報告した。