阪神高速道路会社は2023年1月27日、新たに2000億円を投じて老朽化したトンネルや高架橋など延長22kmの区間を更新すると発表した。15~29年度の予定で進めている現行の更新事業に追加する。更新の対象区間は113kmに、事業費は6000億円に増える。
阪神高速は総延長約258kmのうち44%の区間で更新事業を進めることになった。今回追加した更新事業の実施時期は明らかにしていない。
阪神高速は新たな対象区間として32号新神戸トンネルや、16号大阪港線の阿波座ジャンクション(JCT)付近と5号湾岸線の深江浜付近それぞれの高架橋を挙げた。供用年数は、新神戸トンネルと阿波座JCT付近が40年以上なのに対し、深江浜付近は30年に満たない。