ソニーが2018年1月11日に発売した犬型ロボット「aibo(アイボ)」。
 先代AIBOの生産終了から約12年ぶりの「復活」とあって、開発チームの全員が高い志で挑んだという。

 日経 xTECHではaibo開発の舞台裏や随所に盛り込まれた独自技術などについて開発者から直接、話を聞いた。取材に応じていただいたのは、主に商品企画を担当した松井直哉氏(事業開発プラットフォーム AIロボティクスビジネスグループ 商品企画部 統括部長)と、ハードウエア開発を担当した荒木拓真氏と石橋秀則氏(同グループ SR事業室 商品開発グループ)である。

 aibo開発の秘密がたっぷり詰まったこのインタビューを、5回に分けてお届けする。 (聞き手=根津 禎、進藤 智則、内山 育海、構成=赤坂 麻実、写真=加藤 康)

右から事業開発プラットフォーム AIロボティックスビジネスグループ 商品企画部 統括部⻑の松井直哉氏、AIロボティックスビジネスグループ SR事業室 商品開発グループの石橋秀則氏と荒木拓真氏(写真:加藤康、以下同)
右から事業開発プラットフォーム AIロボティックスビジネスグループ 商品企画部 統括部⻑の松井直哉氏、AIロボティックスビジネスグループ SR事業室 商品開発グループの石橋秀則氏と荒木拓真氏(写真:加藤康、以下同)
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