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企業の専用オフィスも設計

 WeWorkの強みの1つである、320超の拠点で積み重ねたワークプレイスの設計ノウハウ。データに裏付けられた考え方だけでなく、そのスピード感も武器だ。

 同社は、使われ方を分析しながら、よりコミュニケーションが取りやすい空間を提供し続ける。もしオフィスに長時間こもっている人が多ければ、より柔軟に働けるよう促す空間に変えていく。こうして蓄積した各オフィスにおける運用経験から、交流が発生しやすい家具や照明も設計する。

 自社で開発・運営するコワーキングスペースだけでなく、企業などの依頼を受けて専用オフィスも設計する。日本国内でも、既に相談を受けているという。開発ディレクターのウィセスカーバー氏は、「当社には、どこよりも早く、効率的にオフィスをつくるノウハウがある」と自信を見せる。

 日本でワークプレイスを提案してきた企業にとって、大きな脅威となりそうだ。

 こうした実績と分析に基づく設計に加え、拠点ごとにその地の特徴をデザインに落とし込むこともしている。六本木のアークヒルズサウスに続いて、3月1日に「丸の内北口」、4月1日に「銀座シックス」と「新橋」が開業し、7月までに東京都内に計6拠点を設置する。今後、東京以外の都市にも展開する予定だ。

2018年7月までに6拠点を開業する。いずれも駅近のオフィスビルに入居する予定(資料:取材を基に日経アーキテクチュアが作成)
2018年7月までに6拠点を開業する。いずれも駅近のオフィスビルに入居する予定(資料:取材を基に日経アーキテクチュアが作成)
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 以下に、都内に続いて開業した2つの拠点の特徴を紹介しよう。