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 東京都渋谷区に2017年春にオープンした複合施設「渋谷キャスト」が、「キャンピングオフィス」という貸し会議室サービスを始める。JR渋谷駅から歩いて10分もかからない立地で、明治通りに面した広場の一画に人工芝を敷き、キャンプ用の大型テントを張って会議室として使う。東急電鉄とスノーピークビジネスソリューションズ(愛知県岡崎市)の協働事業で、9月から本格的に運用を始める予定。8月下旬に予約サイトを公開する。時間帯や料金などは調整中。

渋谷キャストの広場に設置したテント内で、会議や商談、研修が行われている。通行人たちは皆、不思議そうに眺めながら通り過ぎてゆく。渋谷キャストは低層部に店舗、高層部にオフィスや賃貸住宅を配置した地下2階・地上16階建ての複合施設(写真:日経アーキテクチュア)
渋谷キャストの広場に設置したテント内で、会議や商談、研修が行われている。通行人たちは皆、不思議そうに眺めながら通り過ぎてゆく。渋谷キャストは低層部に店舗、高層部にオフィスや賃貸住宅を配置した地下2階・地上16階建ての複合施設(写真:日経アーキテクチュア)
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 ターゲットは渋谷で働くクリエイターなど、クリエーティブなアイデアやビジネスを求めている人たちだ。ビジネス利用を狙うため、平日限定で、法人に限らず個人にも貸し出す。6月から7月上旬までのトライアル期間中には、延べ39人が会議、研修、商談などで利用した。通常より打ち解けて、踏み込んだ話ができるなど好評だという。テント内は飲食可能で、渋谷キャスト内の飲食店からケータリングサービスを受けられる。

 東急電鉄は、テント設営や予約管理などの運営をシアターワークショップ(東京都渋谷区)に委託。6月から2カ月間、渋谷キャストに入居している企業向けにトライアル利用を実施し、利用者の意見を運用や導入設備に反映するほか、安全上のルールを作成するために風や雨、気温などのデータも蓄積している。

テントの中で会議する様子。取材時は外側の膜を全て上げ、テント内に風が通るようにしていた。膜を部分的に下ろして日差しや視界を調整することができる。メッシュの膜でも外から中の様子ははっきり見えない(写真:日経アーキテクチュア)
テントの中で会議する様子。取材時は外側の膜を全て上げ、テント内に風が通るようにしていた。膜を部分的に下ろして日差しや視界を調整することができる。メッシュの膜でも外から中の様子ははっきり見えない(写真:日経アーキテクチュア)
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