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 旧都城市民会館の存廃を検討している都城市が、市民1377人のアンケート結果を公開し、「民間提案の募集期間を2019年1月末まで延ばす」ことを明らかにした。いずれも市総合政策部総合政策課が9月4日に市議会定例会で説明した。市民アンケートでどのような対応をしたらよいか聞いたところ、「解体する」が83.5%、「保存する」が15.3%だった。

都城市が市議会での説明後、市民アンケートの結果についてウェブサイトで公開した資料の冒頭部(資料:都城市)
都城市が市議会での説明後、市民アンケートの結果についてウェブサイトで公開した資料の冒頭部(資料:都城市)
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旧都城市民会館の外観。2018年5月に撮影。1966年の竣工当初は、外部鉄骨のまわりに耐火被覆のモルタルが張られていた(写真:日経アーキテクチュア)
旧都城市民会館の外観。2018年5月に撮影。1966年の竣工当初は、外部鉄骨のまわりに耐火被覆のモルタルが張られていた(写真:日経アーキテクチュア)
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 旧都城市民会館は建築家・菊竹清訓氏(1928~2011年)の設計で1966年に完成し、2006年に閉館した。保存を求める声の高まりを受け、南九州学園に無償貸与されたが、全く使われないまま10年が経過。2017年12月に同学園が市に返還を申し出た。日本建築学会は今年5月末、具体的な活用提案やコストを示した報告書を市に提出していた。

(関連記事:振り出しに戻った都城市民会館、建築学会が異例の活用提案村野藤吾の八幡市民会館、保存方針が決定

 都城市が7月に実施した市民アンケートの手法と結果は以下のとおりだ。

実施期間:2018年7月4日~25日
対象者:満20歳以上の市民から無作為に抽出した4000人
依頼方法:封筒に回答用のハガキを入れて郵送。依頼状と日本建築学会の報告書などの概要を添付
回答人数:1377人(回答率34.4%)
設問:
問い1 あなたは、旧都城市民会館を、今後、どうしたらよいと思いますか。当てはまる番号に○を付けてください。(保存活用する/解体する)
問い2 問1の回答理由について、あなたの考えを自由にお書きください。(100文字程度の記載欄)

 記事冒頭で触れたとおり、問い1の結果は「解体する」が83.5%、「保存する」が15.3%だった。

 市は自由回答の傾向を下記のように分析している。

(資料:都城市)
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(資料:都城市)
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(資料:都城市)
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