PR

パネルの制作や設置に3Dモデリングを駆使

 船を模した建物の外装はプレキャストコンクリート製の2466個のパネルで覆われ、縦横両方向に湾曲したスタイルに仕上げられている。パネルは、重さが最大で3トン、最長4mの巨大なものだ。

外壁には、プレキャストコンクリートのパネルを取り付けている。パネルはそれぞれ形状や長さが少しずつ異なる(写真:武藤 聖一)
外壁には、プレキャストコンクリートのパネルを取り付けている。パネルはそれぞれ形状や長さが少しずつ異なる(写真:武藤 聖一)
[画像のクリックで拡大表示]

 ローカルアーキテクトで建築担当者であるPiM. Studio Architects(英・ロンドン)のMaurizio Mucciola氏は、「3Dモデリングを使い、パネルの制作と設置のプロセスには細心の注意を払って計画しなければならなかった。だが、市周辺の企業やエンジニアたちとのチームワークも得られて、工期を遅らせることもなく竣工できた」と満足げに語る。

ローカルアーキテクトPiM. Studio Architects(英・ロンドン)のMaurizio Mucciola氏が、記者たちに説明していた。写真の左に立つのが、Mucciola氏(写真:武藤 聖一)
ローカルアーキテクトPiM. Studio Architects(英・ロンドン)のMaurizio Mucciola氏が、記者たちに説明していた。写真の左に立つのが、Mucciola氏(写真:武藤 聖一)
[画像のクリックで拡大表示]

 ダンディー市はかつて19世紀ごろにジュート(インド麻)工業で急速に発展を遂げた街だ。V&Aダンディー美術館が今後、新たなランドマークとして文化の中心的存在を担うだろう。

 設計の詳細は、後日、日経アーキテクチュアでリポートする予定だ。

■変更履歴
2ページ本文1段落の「総延べ面積は800m2」を「総延べ面積は8000m2」に、「総工費は8011万ポンド(約1200億円)」を「総工費は8011万ポンド(約120億円)」に訂正しました。[2018/10/04 19:30]